9月15日、通販会社「ユーキャン」から「華麗なるマントヴァーニの世界」と題したCD集がリリースされた。
http://www.u-canshop.jp/mantovani/index.html?adid=105
10枚組CDの構成は、次のとおり。
DISC 1 「魅惑のカスケーディング・ストリングス」
DISC 2 「スクリーン・ミュージック&ミュージカル Ⅰ」
DISC 3 「スクリーン・ミュージック&ミュージカル Ⅱ」
DISC 4 「青春のヒットポップス」
DISC 5 「ポップ・クラシカル・ムード Ⅰ」
DISC 6 「ポップ・クラシカル・ムード Ⅱ」
DISC 7 「想い出のポピュラー・ワルツ」
DISC 8 「ラテン&タンゴ集」
DISC 9 「ワールド・ミュージック集」
DISC 10 「不滅のスタンダード・ヒッツ」
上記のタイトルで、全200曲が収録されている。特筆すべきは、「ウナ・セラ・ディ東京」など「世界初」のCD化とされる曲が多いこと。
付属のブックレットは、136頁あり、マントヴァーニのご子息の寄稿、 マントヴァーニの伝記「Mantovani- A lifetime in music」※の著者コリン・マッケンジーが、マントヴァーニのライフ・ストーリーと楽曲解説を担当している。
ブックレットの表紙
これまで、マントヴァーニの音楽は「イージーリスニング」「ムード音楽」にくくられているため、まともな客観的な音楽評価を受けることは少なかった。だが、今回初めて、その全体像がクローズアップされたと言えよう。
「ブックレット」の完成度を考えると、ファンとしてはぜひ購入しておきたいところだ。