雑誌「SAPIO」が「ジャーナリズム大崩壊」という特集を組んでいる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/0c/09e585c64e28a2e35756f735a2fd8ef5.jpg)
その中でも、佐々木俊尚「ネットユーザーたちが暴き始めた”客観報道”というまやかし」は、日頃、私が実感している「マスコミ報道の欺瞞性」を鋭く突いていて興味深かった。
佐々木氏は、今年6月秋葉原で起きた無差別殺傷事件を採り上げ、マスコミの「高邁な社会正義」に疑問を呈する。この事件では、現場に居合せた一般の人たちが、デジカメや携帯電話で悲惨な現場を撮影し、ブログやHPに載せたのだった。これに対しマスメディアは、「惨劇を前にして不謹慎ではないか」「被害者に対して失礼ではないか}とその”野次馬根性”を批判したという。
だが、こうしたマスメディアの”エラそうな”態度は、噴飯モノである。朝、「みのもんた」や昼の福澤朗を見るだけで、TVのインチキさは明らかなのに、「社会の木鐸」「社会正義を守る」という建前は崩さないのだ。
インターネットの普及により、一般人も情報伝達の手段を持つことになった。佐々木氏は言う。「長年”自分たちだけが報道する権利を持つ”という特権意識にあぐらをかいてきたマスメディアは、こうした時代の変化や問題の本質を理解できないでいる。ネットユーザーを見下し、恐怖し、憎悪しているだけでは、マスメディアはますますネットユーザーから不信感を抱かれ、批判を浴びるのは当然だ」
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その中でも、佐々木俊尚「ネットユーザーたちが暴き始めた”客観報道”というまやかし」は、日頃、私が実感している「マスコミ報道の欺瞞性」を鋭く突いていて興味深かった。
佐々木氏は、今年6月秋葉原で起きた無差別殺傷事件を採り上げ、マスコミの「高邁な社会正義」に疑問を呈する。この事件では、現場に居合せた一般の人たちが、デジカメや携帯電話で悲惨な現場を撮影し、ブログやHPに載せたのだった。これに対しマスメディアは、「惨劇を前にして不謹慎ではないか」「被害者に対して失礼ではないか}とその”野次馬根性”を批判したという。
だが、こうしたマスメディアの”エラそうな”態度は、噴飯モノである。朝、「みのもんた」や昼の福澤朗を見るだけで、TVのインチキさは明らかなのに、「社会の木鐸」「社会正義を守る」という建前は崩さないのだ。
インターネットの普及により、一般人も情報伝達の手段を持つことになった。佐々木氏は言う。「長年”自分たちだけが報道する権利を持つ”という特権意識にあぐらをかいてきたマスメディアは、こうした時代の変化や問題の本質を理解できないでいる。ネットユーザーを見下し、恐怖し、憎悪しているだけでは、マスメディアはますますネットユーザーから不信感を抱かれ、批判を浴びるのは当然だ」