澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

アクセラの「マツコネ」(マツダコネクト)を更新してみたら…

2015年06月01日 21時12分40秒 | hobby

 きょう、マツダ・アクセラ・ハイブリッドのカーナビ、通称「マツコネ」(=マツダコネクト)のSDカードを更新してきた。

 昨秋、購入したアクセラ・ハイブリッドは、スタイルも走りもなかなかよくて、自分的には十分満足していた。

  市街地走行燃費は、およそ20km/L(実測値)

 だが、このアクセラに付属するカーナビの「マツコネ」は、散々の評判だった。アクセラやデミオが売れない最大の理由は、この「マツコネ」があるからだ、とまで言われていた。

 マツダ以外のメーカーの車は、複数のナビの中から選択できるのだが、マツダ車には自社の「マツコネ」が標準装備されている。他社の車のナビは、何種類かのオプションの中から選んで、およそ10万~15万円かかるのに対して、「マツコネ」は4万円程度(=マツコネにインストールするカーナビ情報のSDカードの代金)なのだから、むしろリーズナブルな設定だと私は思った。つまり、同クラスの車を比較した場合、マツダ車は、ナビの価格の分だけ、他社より割安感がある。また「マツコネ」はナビゲーションだけでなく、CD,DVD、USB,ブルートゥース、ラジオ、TVなどを一括してコントロールできるのだから、面倒くさい操作が嫌いな人にはもってこいとも思われた。だが、実際ナビを使ってみると、地図のチープさ、あまりにも不親切なアナウンス音声には、正直困ってしまった。これは、ナビを制作したのがハンガリーの企業で、欧州仕様の車(アクセラはMazda3という名前で欧州等で販売)には、その程度の緻密さで十分だったからだという。
 メカ好き、クルマ好きの一部日本人ユーザーは、この「マツコネ」の”ラフ”(粗雑?)な部分だけを採り上げ、さも致命的な欠陥であるかのように騒ぎ立てた。それは、発売されたばかりのアクセラにとって、相当な痛手となった様子だった。


 更新以前の「マツコネ」画面(写真中央および右)は、メカにうるさい日本人にはラフさが目立ったが…

 ユーザーの不評に対応して、先日、マツダからこの「マツコネ」を無償で全面改訂するという通知が届いた。(下記のとおり。)

 結論的に言うと、新しい「マツコネ」のナビは、期待した以上に改善されていた。まず、けばけばしい(まるで子供が書いたような)地図が、落ち着いた普通のナビの地図に変わった。(下図参照)目的地設定をすると、途中の経路の要所ごとに、分岐点の目印が表示され、アナウンスもきめ細かになされる。昨日までの「マツコネ」とは雲泥の差だ。
  新しいナビシステムは、改めて日本企業に委託して作られた。全面改訂と言うよりも、むしろ新しく生まれ変わったというべきかもしれない。

 実は、これまでの「マツコネ」では、厳密には自宅に戻ることができなかった。我が家に着く直前の細道を必ず指示するのだが、実際にはその細道を通行するのはありえないという道だった。だが、今日からはきちんと家の前までガイダンスをしてくれた。


 これまでのナビ表示(左)と一新された「マツコネ」のナビ(右)

 私がアクセラを気に入っている最大の理由は、Boseのサウンド・システム。これについては、このブログでもすでに書いたことがある。
 Boseサウンド・システムに加えて、ナビが大幅に改善されたことで、アクセラのウィークポイントは一掃され、その魅力は倍加したと断言できる

 新しい「マツコネ」を搭載したデミオ、CX-3も、これでウィークポイントがなくなった。 

 

マツダコネクト及びナビゲーション用SDカード
に関する重要なお知らせ

 

日頃はマツダ車をご愛顧いただき誠にありがとうございます。
アクセラ / デミオに搭載しているマツダコネクト及びナビゲーション用SDカードにつきまして、以下の通りご案内申し上げます。

1. 『マツダコネクトの商品性向上』について

この度、マツダコネクト及びナビゲーションの商品性向上に関わる対応といたしまして、アクセラ / デミオに搭載しているナビゲーションを新開発のものへ無償で変更いたします。また、この変更に伴い、マツダコネクトのソフトウェアも更新いたします。
なお、変更いたしますナビゲーションは、日本市場での使いやすさ向上の為に新たに開発し、新型CX-5 / 新型アテンザ / CX-3に搭載しているものでございます。

[対応の概要]

■対象車両
 ①車名 :マツダ
  通称名:アクセラ/アクセラハイブリッド
  型式 :DBA-BM5FS、DBA-BM5AS、DBA-BMEFS、LDA-BM2FS、DBA-BM5FP、DBA-BM5AP、DAA-BYEFP
      ※上記型式のうち、マツダコネクト『7インチセンターディスプレイ』付き車

 ②車名 :マツダ
  通称名:デミオ
  型式 :DBA-DJ3FS、DBA-DJ3AS、LDA-DJ5FS、LDA-DJ5AS
      ※上記型式のうち、マツダコネクト『7インチセンターディスプレイ』付き車

■対応の内容
 マツダ販売店にて以下を無償で実施させていただきます。
 ・『ナビゲーション用SDカード(B45C 66 EZ1)』の『ナビゲーション用SDカードPLUS (G46Y 79 EZ1)』への交換
 ・パワートレインコントロールモジュールおよびコネクティビティマスターユニットのソフトウェアの書き換え(更新)

■商品性向上の主な内容
 ・日本メーカー製のナビソフトと地図データの採用によりナビゲーションの正確さと使いやすさ
 ・USB/ブルートゥース接続等のエンターテイメントやコミュニケーション機能の動作安定性

  詳しくは以下のページをご確認ください。 
  https://www.fastcloud.jp/mazda/web/faq/faq650.html

■開始時期
 ・2015年5月21日より開始いたします。

  詳しくは以下のページをご確認ください。
  (「アクセラ/デミオのサービスキャンペーンについて」平成27年5月21日開始)
  http://www2.mazda.co.jp/service/recall/717/716/718/724/105/99/004618.html

2.『ナビゲーション用SDカード』取り扱いの終了について

この度の商品性向上対応に伴い、アクセラ/デミオ用の『ナビゲーション用SDカード』の取り扱いを終了し、新型CX-5 / 新型アテンザ / CX-3で採用している『ナビゲーション用SDカードPLUS』のみを取り扱わせていただきます。

■『ナビゲーション用SDカード』取扱終了の時期
 ・2015年5月上旬をもって、「ナビゲーション用SDカード」の取り扱いは終了いたしました。



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