澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

誕生日会は東京で…

2008年10月13日 23時27分31秒 | Weblog
明日、大きな節目の誕生日を迎える私に、家族が誕生日会を開いてくれた。
場所は、東京の新宿。久しぶりの新宿だったが、祝日のためか西口は閑散としていた。



中華料理を食べたのだが、ウエイターがていねいに料理をとりわけてくれるので、中国とはエライ違いだと思った。




お祝いには財布をもらったが、中にいれるものがないことに気付いた。


核保有した「統一朝鮮」の恐怖

2008年10月12日 14時30分54秒 | Weblog
日本は、祝日絡みの三連休。明日、世界の株式市場がどうなるかというときに、こんな祝日設定では、とても対応できない。「体育の日」は10月10日のままで十分だ。


(夜来香)

世界金融不安のどさくさに紛れるかのように、昨日、米国が北朝鮮を「テロ支援国家リスト」から外すと発表した。ブッシュ政権がかくも簡単に「同盟国」である日本を裏切ることがはっきりした。

先日、福井県小浜市でオバマ候補を応援する「市民運動」が話題になった。名前が同じだから”応援”するというバカバカしさと、それに飛びつくマスコミの見識の無さには、ほとほとあきれ果てた。
民主党候補が米国大統領になれば、日本はさらに厳しい立場に置かれることは間違いない。たとえ冗談でも、他国の政治に加担などしないことだ。
日本人は、こうまで馬鹿になったのかと暗澹たる思いにさせられた。




「核放棄」があいまいなまま、「テロ支援国家リスト」から北朝鮮を外せば、長期的に考えられるのは、核を持った統一朝鮮の出現だ。「一番嫌いな国は日本」と口を揃える南北朝鮮が統一されれば、中国及び朝鮮による「反日」包囲網が形成されることは疑いない。




世界同時不況の深刻化とともに、核保有した統一朝鮮の出現は、ますます現実味をおびてくる。

直面する現実は、朝日新聞式の「話せば分かる」「議論を尽くして…」という「ご高説」を遙かに飛び越えてしまっている。今や小学生でも北朝鮮の非道さはよく分かっているのだ。「憲法第9条」など、もはや紙切れのようなものだ。

「目には目を…」という言葉どおり、日本も核武装を…という議論が高まることは避けられそうにない。それを止める理屈など、今や存在しないのだ。

「平和ボケ」した日本人は、落日の荒海をどうやって航海するのだろうか。









きょうは「双十節」

2008年10月10日 13時36分17秒 | 台湾
10月10日は「双十節」。中華民国(台湾)の建国記念日だ。

中国といえば、大陸の中華人民共和国を指すのが当たり前になった現在、中華民国は何だか遠い存在になってしまった。
だが、1911年、孫文が指導する辛亥革命によって樹立された、アジア最初の共和制国家が、この中華民国なのだ。しかし、中国大陸の現実は、三民主義の理想とはほど遠く、内乱(国共内戦)や戦争(日中戦争)に明け暮れた。1945年、日本が無条件降伏すると、権力の空白に乗じた毛沢東は、蒋介石の国民党政権を大陸から駆逐し、中国共産党政権が誕生した。



(蒋介石と毛沢東)

日本では、毛沢東の中国を高く評価する時期が続いた。蒋介石の中華民国は「反動政府」である、正統性を有するのは中国共産党政権であるという主張だ。
実は、このふたつの政権の間で、悲運を味わったのが台湾人(内省人)だ。1947年2月28日、蒋介石・国民党政権は、何の法的根拠もなく、2万人以上もの台湾人を虐殺した。これが「二二八事件」である。 


(李登輝・中華民国元総統)


李登輝氏が民主選挙で中華民国総統に再選された時、「中華民国」は大きく変容した。「中華民国」が全中国を代表するというフィクションを脱ぎ捨て、等身大の台湾を見つめ始めたのだ。

「文化大革命」という内乱で2000万人が虐殺された歴史を、中国共産党政権は直視していない。大躍進から文化大革命へと続く、毛沢東の「狂気の歴史」を暴くことは、中共政権の自滅を意味する。
一方、台湾では、「二二八事件」という歴史のタブーを再調査し、再評価を定めた。

皮肉にも、歴史は「転回」し、今や中国政治の正統性は台湾にあると言ってよい。
今日が97回目の「国慶節」(双十節)だ。





犬肉料理あれこれ

2008年10月10日 00時25分06秒 | Weblog
犬肉(狗肉)料理は、中国・華南地域や朝鮮半島でポピュラーな料理だ。ベトナム・ハノイ市の市場では、ロースト(?)にした犬肉が積み上げられていた。


 (ハノイ市の市場で)


中国遼寧省の省都・瀋陽で犬肉料理専門店を見つけた。料理の写真が掲げられていて、結構、うまそうだった。

 
(鍋で煮込み、唐辛子、大葉などと食べる)

 
中国・東北地域は、朝鮮半島と国境を接しているのと、多分、朝鮮系の住民が多いためではないかと思われる。ハングルは読めないのだが、個人経営の店であり、北朝鮮が出資した店のようには見えなかった。



(「狗肉館」、そのものずばり「犬肉館」)


ベトナムでは、狂犬病のチェックが緩いので、犬肉を食べてはならないと注意されたが、中国はどうなのだろうか。多分、食の安全なんて、あまり考えていないのだろうけれど…。
首都・北京では、欧米人の目を気にして、犬肉料理店は目立たない場所にあるらしいが、瀋陽ではあまり気にしていないようだ。

それにしても、欧米人は身勝手だ。犬肉料理や鯨料理を批判する前に、自分たちが何を食べているか考えたことがあるのだろうか…。


  
(メニューも豊富で美味しそう)


株価暴落・円高は外貨預金のチャンスか

2008年10月08日 17時54分20秒 | Weblog
日経平均株価が9,203円まで下落、円は1ドル100円に迫った今日、わずかな預金を何とか守れないかと考えた。

直感的に考えついたのが、外貨預金。
まさか米ドルを買うわけはいかないし、どうしたものかと考えたのが、オーストラリア・ドル。資源大国として潤うオーストラリアなら、将来性があるのではないかと考えたわけ。

しかし、いろいろ問題はあるようだ。現在、高金利を維持しているオーストラリアだが、今回の恐慌騒ぎで金利の引き下げが囁かれている。
それに、手数料も結構高い。

でも、手をこまねいている訳にもいかない。買ってみようか…と思っている。

さよなら! 王監督

2008年10月07日 22時50分18秒 | Weblog
「楽天×ソフトバンク」の最終戦をTVで見た。
仙台クリネックス・スタジアムは満員。それもそのはず、王監督の最終試合でもあるのだ。



試合は、田中将大と杉内の投げ合いで延長戦になり、12回に山崎のヒットで楽天がサヨナラ勝ちした。


試合後、王監督は野村監督から花束を贈られた。その時、スタンドの拍手は最高潮に達した。
「最下位決定戦」なのに、この感動…。これも王貞治という人の偉大さなのだろう。

試合後のインタビューで王監督は、「特に最後の試合とかは意識しなかった。勝負師としては負けたことが悔やまれる。でも、野球好きの僕だから、12回までやれてよかったよ…」と語った。

また、ひとつの時代が去ってゆく…。


李登輝氏の沖縄発言 「尖閣列島は日本の領土だ」

2008年10月04日 14時59分08秒 | 政治
9月22日から沖縄を訪問していた李登輝氏が、注目すべき発言をおこなった。沖縄県知事との会合で、尖閣列島は日本の領土だと明言したのだ。
ところが、朝日新聞などの「親中派」マスコミは、おおむねこの発言を黙殺した。
李登輝氏の真意はどこにあるのか?

もっとも分かりやすく書かれた解説を見つけたので、ここに引用させていただく。(以下は引用)



誤解も謗りも恐れず、台湾国民に真実を訴える(首里城にて)



中村圭志2008/10/01
沖縄を訪れた李登輝氏が尖閣諸島を「日本の領土だ」と発言した。今回が初めてではないが、李氏があえて主張し続けるのは、この問題で中国と歩調を合わせて騒いでは、台湾の独立性まで危なくなるとの懸念があるからだろう。



 22日から沖縄県を訪問していた李登輝氏は24日、仲井真弘多知事、稲嶺恵一前知事、高嶺善伸県議会議長らとの昼食会席上、尖閣諸島を「日本の領土だ」と発言した。
現地にいた「日本李登輝友の会」の会員によると、発言は以下のようなものだ。


 「台湾と沖縄は地域的にも非常に近い。戦前の日本統治時代、台湾の漁民は尖閣諸島近辺で漁業をして生計を立てていた。獲った魚は本土に持っていくよりも(台湾の港町)基隆のほうが近いので、そこで水揚げして消費していた。

 戦後、台湾と日本は別の国になり、尖閣諸島の近海は日本の海となった。尖閣諸島は間違いなく日本の領土。問題なのは、漁業権の問題だけ。昔どおり、そこで漁業をさせて欲しいというだけの話だ。

 私が総統の時代、漁業権の解決のため、日本の農林水産省と交渉を始めた。現在の馬英九政権の「尖閣諸島は中華民国の領土」という主張とは全く違う。あれはただの政治的なものだ。」

 李登輝氏が「尖閣は日本領」と発言するのは今回が初めてではないが、それでも同行取材の台湾メディアは一斉にこれを大きく取り上げた。 メディアは午後も、首里城を見学する李登輝氏に殺到、ここでも同氏はこう断言した。

 「もちろん、日本のものだ。台湾が『自分のものだ』と言い張るのはおかしい。歴史上、そのような記載はないし、いかなる決定、地理上の画定もなかった。」

 「きれいな娘を見て、『あれは私の妻だ』と言うことができるか。歴史に基づいて考えるべきだ。」

1970年発行の台湾の地理教科書。李登輝氏の言うとおり、「尖閣群島」は中華民国領ではなく日本領。
 「1970年ごろまで、台湾や中国の教科書の地図には、尖閣諸島ははっきりと「尖閣」と言う名の日本領域内の島々として描かれていたのだ。ところが現在日本では、そうした都合の悪い文献が在日中国人の組織的行動により、古書店では買い漁られ、図書館では盗まれ、あるいはページを破られるなどしていると言われる。台湾人はそのような中国人と、いつまで同じ立場に立ち続ける気なのか。」

 李登輝氏が「売国奴」との非難も恐れず、あえて「日本の領土だ」と主張し続けるのは第1に、「この問題で中国と歩調を合わせて騒いでは、台湾が危なくなる」との懸念があるからだろう。

 「釣魚台は中国領土」との主張の受け入れは「台湾は中国領土」と自認するに等しくなり、そのために対日関係を損なうなど愚の骨頂だと言うわけだ。 国民党政権の政治宣伝から抜け出せない台湾人を救おうと李登輝氏は孤軍奮闘している。日本人も国益のため、日台の運命共同体の関係に「陽光」をもたらす努力が必要なのだ。

戦後の台湾で、最初に「台湾は中国の一部ではない」と世界に訴えた総統が李登輝氏だった。蒋介石時代以来の「1つの中国」の建前を放棄し、台湾を「台湾人の主権国家」へと改造した李登輝氏は、かくして台湾を併呑して東アジア・西太平洋地域に覇権を打ち立てることを国家目標に定める中国にとり、世界で最も許しがたい人間となった。

 だから、総統選挙で同氏の当選を阻止するため、台湾沖合いにミサイルを撃ち込み、世界を震撼させるまでしたのだ。 李登輝氏は台湾を防衛するために、中国人化教育で洗脳された台湾国民に台湾人意識を持たせる一方、「日本と台湾は運命共同体」「台湾は日本の生命線」だとして、日本人に奮起と、台湾との関係強化を訴えてきた。

 22日から沖縄県を訪問していた李登輝氏は25日午前、帰国の途に着いた。

CD集「華麗なるマントヴァーニの世界」

2008年10月01日 04時19分48秒 | 音楽・映画



9月15日、通販会社「ユーキャン」から「華麗なるマントヴァーニの世界」と題したCD集がリリースされた。

http://www.u-canshop.jp/mantovani/index.html?adid=105


10枚組CDの構成は、次のとおり。
DISC 1 「魅惑のカスケーディング・ストリングス」
DISC 2 「スクリーン・ミュージック&ミュージカル Ⅰ」
DISC 3 「スクリーン・ミュージック&ミュージカル Ⅱ」
DISC 4 「青春のヒットポップス」
DISC 5 「ポップ・クラシカル・ムード Ⅰ」
DISC 6 「ポップ・クラシカル・ムード Ⅱ」
DISC 7 「想い出のポピュラー・ワルツ」
DISC 8 「ラテン&タンゴ集」
DISC 9 「ワールド・ミュージック集」
DISC 10 「不滅のスタンダード・ヒッツ」

上記のタイトルで、全200曲が収録されている。特筆すべきは、「ウナ・セラ・ディ東京」など「世界初」のCD化とされる曲が多いこと。
付属のブックレットは、136頁あり、マントヴァーニのご子息の寄稿、 マントヴァーニの伝記「Mantovani- A lifetime in music」※の著者コリン・マッケンジーが、マントヴァーニのライフ・ストーリーと楽曲解説を担当している。


ブックレットの表紙



これまで、マントヴァーニの音楽は「イージーリスニング」「ムード音楽」にくくられているため、まともな客観的な音楽評価を受けることは少なかった。だが、今回初めて、その全体像がクローズアップされたと言えよう。


「ブックレット」の完成度を考えると、ファンとしてはぜひ購入しておきたいところだ。