エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

三寒四温

2021-03-04 | 日々の生活

今日は初めて春を感じた。

朝晩は冷えるが、今日は10度を超えた。

南側の雪も消え始め、植え込みの間に埋もれていた植木鉢を出した。

クローズアップレンズで膨らんだ木々の芽を撮った。

ツバキ シャクナゲ 

ユキヤナギ チンチョウゲ

アジサイ  ニオイサクラ レンギョウ

 ハクモクレン

  ホウ 

サンシュウ ミセバヤ

歳のせいか、植物の名前が出てこなくなった。

温かい日には少し歩こうと思っているが、ばーちゃんが心配している。

あれから2週間、明日は付き添われて病院だ。

 


春をさがす

2021-02-26 | 日々の生活

八田野へ春の芽吹きを探しに。

  

   

  

足を延ばして、長浜へ。

最後の水鳥たちに別れを告げながら、暫くご無沙汰の西湖でお昼を食べた。

  

注文はいつも同じ、ばーちゃんは「エビ入り塩湯麵」じいは「五目旨煮拉麺」

美味しかった。シーズン中は時々寄っているが、わざわざ食べに行くこともある。

数日前の温かさに、ほとんどは北へ帰ってしまったようだ。

いい日が当たっていたが、気温は2℃、風が冷たかった。

  

    

思いついて天鏡閣へ立ち寄った。雪の中に静かに建っていた。   https://www.tif.ne.jp/tenkyokaku/

  

春を探したが、まだ遠い。(2021.2.25)

 


時間を考える

2021-02-25 | 日々の生活

   このところ数日温かくく春を思わせたが、昨日、今日と冬へ逆戻り。

昨日の吹雪はひどかった。庭に残る雪に新しい雪が瞬く間に積もり始めた。

  雪の季節はほぼ毎朝、孫娘を学校まで送っている。もうしばらになった。

帰宅して遅い朝食を摂り籐椅子に座って、雪の庭を眺める。新聞に目を通す。このひとときが好きだ。

手袋を付けパソコンを立ち上げる。

  ユキヤナギ    

虫や緑のない雪の季節、ブログの話題は雪景色、備忘録ばかりだ。

過去数年の今頃はどんな日々だったのかブログを覗いてみた。

似たようなものだが、昨年は少し思慮深かく生活していたか・・・?と反省した。

オフシーズンには、何か無為に日々が流れているようだ。

老いてからは時々残された時間を考えるようになり、それなりにいいことと思っている。

好きに過ごすのが一番だろうが、物足りなさもある。

あらためて充実した時を過ごしたいとは思う。

 書を読み、思いついた心をメモする。静かな時間、音楽とコーヒーはセットだ。

このところ絵筆も握っていない。指を折り五七五,五七五七七と数えたりしている。

居間に飾ってある座右の銘”生涯懶立身 騰々任天真”を見つめた。  しばらく思い忘れていた。

ときどき好きで書いた良寛の詩に満足している。

” 生涯懶立身”や、”何知名利塵”に今の政治家を重ねた。

”騰々任天真”・・・鳥の声を聴き、流れる雲を追うなど、自然の中の豊かさを感じている。

 徒然草には”名利に使われて、閑かなる暇い一生を苦しむるこそ、愚かなれ”(第38段)とある。  が、それでいいのかと多少の自責の念もある

 火鉢からコタツへ、今はエアコンで部屋全体が暖かい。

電気ポットのお湯はいつでも熱いし、料理も電子レンジでチン。

何もかもが確かに快適な便利な生活を送るが、日々の生き方は豊かだろうか。

ぼんやりと、一日は24時間と、変わらない”時間”を考えている。  (2021.2.24)

 

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我が家の窓から、高校の校舎越しに飯豊連峰、磐梯を望む。

じきに雲も切れるだろう。八田野の冬芽を見に行きたいが….... ちと寒いか。

  

  

  

                                                                                ジョウビタキ


水鳥たちに癒される

2021-02-22 | 日々の生活

                    白鳥の湖 

 

救急車騒ぎから2日間、車も出さず一歩も家を出ず、静かにしていた。

朝は濃い霧の中、孫娘をいつも通りに送った。

心臓も正常に何らおかしいことはなかった。

やがて霧も晴れ、台所の窓を開けると磐梯がくっきり見えた。

心配するばーちゃんを誘って、崎川浜へ車を走らせた。一人ではだめ!

二人で猪苗代湖へは遥かぶりだった。

すでに数を減らした水鳥たちが、いつものように迎えてくれた。

数日前の約半数か。

  美しすぎる

 

  オナガガモ

 

 北帰行近し

湖畔に佇み、憩い泣き交うコハクチョウ、オナガガモ、北への旅立ち前の水鳥を見つめた。

時々羽ばたきを繰り返すコハクチョウ、長旅前の仕草が見られた。

突然、数十羽のオナガガモが群れをなし飛び立ち一斉に着水した。

 赤井から 崎川浜 

背炙り風力発電 根開き始まる

  

彼らの渡りのコースを想像した。

もう一月もすれば、越冬を終えた水鳥たちはほとんどが北へ帰る。

東北各地を経由し、北海道の湖沼に集結して、4月下旬にはサハリンからシベリアの繁殖地に渡っていくのだ。

小一時間、静寂の湖畔に水鳥たちとの別れを惜しんだ。


今朝も雪降り

2021-02-18 | 日々の生活

 今朝も雪降り、昨日より多いか。

市道までの私道約100mの除雪、我が輩、病人との烙印をいいことに、我が家の庭と私道わずかで降参。

ばあちゃんは歩行も困難だし、孫も三日坊主で当てにならず。

いつもお隣のUeさんやHuruさんにはお世話になっている。申し訳ない。

孫娘の登校がなければ、車を出さずとも・・・など愚痴をこぼす。

一汗かいて見る雪景色に救われる。

いつか、雪景色を愛でて、南会津の方から脅迫めいたおしかりをいただいたことを思い出した。

雪かきがどんなにつらくとも、雪は美しく、正直救われている。(参)拙ブログ「雪景色の美しさ」(2021-02-05 | エッセイ)

****** 庭の雪景色 ***********

     

  

豊後梅 ユキヤナギ 

サンシュウ     

*********** 朝方の街中 雪点描 ***********

白虎町     

 大町通     中央通り

 

日新町界隈    

会津若松市  午後2時 気温ー2.0℃ 風速3.3m/s 積雪65㎝ 確率80%雪

     (アメダスデータ:http://www.jma.go.jp/jp/amedas_h/today-36361.html)

      明日の予報 雪(確率50%) 今日は二十四節気の「雨水」 この寒波で終わりと思う。


大雪の気配

2021-02-16 | 日々の生活

先日の地震、10年前の東日本大震災の余震と聞いて驚いた。

会津は震度5強だった。被害はほとんどなかったが、中通り、浜通りは震度6強で大きな被害が出た。

追い打ちをかけるように、昨夜から暴風雨、今朝は暴風雪到来だ。

孫は期末テスト中、終わるまでは雪掻きがないように祈る。

 

     

バラの蕾

 

_________________ 

**** 以下は2,3日前の庭の風景 **** そろそろ三寒四温という言葉が恋しくなったのに。

       ホウ

 サンシュウ

短大へ   スズカケ

まだグランドへは踏み込めない。

 

 

  

 

 

 


 TV視聴に日々を問い直す

2021-02-11 | 日々の生活

   普段はあまり見ない番組表に「小さな旅」を発見。ふと、日曜日8:00?と錯覚をしたが、BS放送欄だった。

小さな旅の再放送「石に生きる 土に生きる 茨城県 笠間」(BS1)だ。

昔、趣味だった陶芸を懐かしく思い出しながら視聴した。

  そのあと何気なくチャンネルを変えると、ツーショット山中伸弥×平尾誠二(BS3)

平尾さんの侵された「胆管がん」、他人ごとではない、18年前の吾輩のガンと同じだ。

 今朝、偶然に視聴したテレビ番組、この2つの番組は、我が日々の生き方を問い直すものとなるような気がする。


 
  番組1: 小さな旅「石に生きる 土に生きる 茨城県 笠間」

もう半世紀も前のこと、焼き物にこころを奪われていたころが浮かんできた。

当時、本郷で初めて飛び込んだ陶芸の世界だった。

ろくろを回すことは初めからあきらめ、手びねり、陶板作品に挑戦した。板の粘土をヘラで削り、呉須や釉薬で好きな絵を描いた。

物置に眠っていた、何年もすっかり忘れていた陶板や箱ものの作品を手に取った。

草原に浮かぶ秀峰磐梯の陶板にお刺身を盛り合わせた。

一切れ二切れと味わうたびに、磐梯の山容が姿を現した。

晩酌のぐい飲みは、織部や久谷、時々は自作の本郷焼で、一層お酒をおいしくしてくれる。

そのころは、日本民藝館や益子の濱田庄司を訪ねた。

さらに、作品に魅せられた京都の河井寛次郎記念館へ旅したこともあった。

陶芸に打ち込んだ日々が懐かしく浮かんだ。

    

 

  番組2 : ツーショット 最高のふたり「山中伸弥と平尾誠二
京都大学iPS細胞研究所所長・山中伸弥 所長と平尾誠二さんとの友情の絆を描いたドキュメンタリー番組。

 詳細(ネットから)
「あなたがいたから今の私がある」人と人との関係には互いの人生を変える特別な物語がある。そんな二つの人生が交錯する瞬間を見つめる新番組。今回は日本ラグビーのレジェンド平尾誠二とiPS細胞を生んだノーベル賞医学者・山中伸弥。ふたりには知られざる出会いと絆があった!不思議な出会いから、互いの人生になくてはならない存在になった二人。そして突然、平尾を襲った末期がん。ともに病と闘った唯一無二の友情の物語!

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《以下昨日の風景》 

   

    

  

 


立春の雪

2021-02-09 | 日々の生活

「二十四節気」では、小寒、大寒 、立春、雨水、啓蟄・・・と続く。

2/3の立春を過ぎだが、立春は次の雨水までを言い、まだまだ寒さが身に染みる。

確かに、数日前、わずかの間雪でなく雨が降った。

今朝も、吹雪の中を孫を高校まで送った。帰宅するころには、嘘のように青空が広がり、朝日につららがまぶしかった。

でも、しばらく凍っていて使えなかった洗面所の水道が解けたところ、いくらか春近しを感じている。

  午後2時、朝-3.4℃だった気温はまだ氷点下-1.5℃、西からの微風3.9m/s 積雪はまだ32cmある。

広い日本、また地形的特性でここ東北地方は春とはいえ名ばかりだ。

今しがた、また雪が降ってきた。珍しく大粒の淡雪、ボタン雪かと思いながら、ぼんやり窓越しに庭を眺めている。

やがて先が見えないほどの降りになり、枯れ枝に花が咲き瞬く間に白い衣をまとった。

  

  

 

 

モーツアルトを流しながら、新聞に目を通していると、義理のいとこから訃報が入った。

すっかりご無沙汰をしていた義理の従兄で、年明けに続いた。

あらためて人生の短さを感じている。

日本海気候の会津の春はまだ先のようだ。

しばし雪景色を楽しまん。

 


小さい春を探す

2021-02-07 | 日々の生活

小さい春を探した。膝の上まである雪で、裏庭には行けない。

ドウダン       クマシデ新芽

     どんどん融けろ   

かまくらづくりに汗を流す。ママも休みの久々の土曜日、朝から遊ぶ。すずも小学生になる。

   

じいちゃんは、エッセイ編集に着手。

まずは消えてしまった文章の打ち込みから。          (2021.2.6)


 今日も雪景色 

2021-02-04 | 日々の生活

   今朝も7時前から庭や車の除雪、昨日の朝より多い積雪。

     
定刻に孫を送る。

登校風景            大町通り

大町 マンション前 中町

ノロノロ運転で帰宅するころには青空が見え始めた。

 朝8時の気象データ(気象庁)
 気温 -0.7℃ 東北東の風 1.2m/s 積雪49cm 湿度80%

 9時を回るころ雲一つない快晴となる。

枝についた雪がどんどん落ちる。ハクモクレンの蕾もじきに輝いた。

サルスベリ キリ 

スギ花粉  クマシデ  

   アジサイ

ハクモクレン    

  

お勝手から磐梯山が見え始めた。大雪だが、春を感じる。

ちょっと近間を歩こうかと思う。 

・・・・・・以上、午前の部! 

******

午後は天候急変、数時間の快晴は嘘のよう、一転俄かに掻き曇り、激しい雪となった。

これから低気圧の通過で明日の朝まで、大雪になるという。

朝の送りが心配だ。


雪景色

2021-02-03 | 日々の生活

恐る恐るカーテンを引く。

昨夜、寝る前に降っていた雪、20㎝くらい積もっていた。静かな朝だった。

激しい雪の中を、定刻に孫を高校へ送る。

途中、市内の雪景色を撮った。

昨日の漆器店   田中稲荷付近  もうじき到着  白虎町 G校登校生 

日新町付近  除雪車とすれ違う

節分の翌日大雪春立ちぬ

午前9時現在 会津若松の気象
  気温 -0.9℃ 西北西の風6.4m/s 積雪43㎝ 湿度96% 

ちらちら雪の舞う庭で雪をかたずけながら

雪つらら動かぬ自然観察楽し                     厳寒に生き物未だ見つからず

   

しばらく行けない裏庭   

  雪の降るガラス隔ててシクラメン

外吹雪花がら摘みて春を待つ              

静かなり雪を眺めてモーツアルト    

淡雪の音なく積もり春近し   

 

こうして1日が過ぎてゆく。

 

 


つらら  今日は節分

2021-02-02 | 日々の生活

軒先のつららが朝日に輝いている。

凛とした厳しい寒さの中、温かさを感じる瞬間だ。

  

明日は暦の上では春となるが、もうしばらくは厳寒が続く。美しいつららを鑑賞できるだろう。

今朝、街中で見たつらら。大町通りの漆器店の軒先、屋根瓦の形から少し太めのつららが下がっていた。

     大町道りの漆器屋さん

 

  「ウィキペディア」で ちょっと調べてみた。

  雪氷現象として 19の種類の一つに氷柱(つらら)

        雪 霰 雹 霙 凍雨 細氷 着氷 着氷性の雨 霜 霧氷 着雪 氷柱 
       氷筍 融雪 霜柱 結氷 吹雪 地吹雪 雪庇 雪崩 

  「つらら」は、   氷が下に向かって垂れている様子から「垂氷(たるひ)」という呼び名が主流で、

 連なり並んでいる様子から「連連(つらつら)」に転じたとある。

 「つらら」は透明だが、冷蔵庫の氷は白っぽい。

  透明な氷ができる際のキーワードは「純度高めの水」「ゆっくり動かしながら」「高めの温度で凍らせる」の3つとある。

関連して、はっきりしないしきたりも 

 節分は、今年は2/2 、「二十四節気」は地球と太陽の位置を国立天文台が調べて決定するが、

 計算予測で2021年の立春は2月3日で、前日の2月2日が節分となる。節分が2月2日になるのは1897年2月2日以来、124年ぶり(国立天文台HPより引用)。

また、恵方巻の日、夕飯はお隣の孫たちと一緒に手巻き寿司にした。

節分には“恵方を向いて、巻きずしを切らずに無言で食べる”という風習がある。

恵方は、歳徳神という一年を守ってくれる神様がいる方角のことを指し、今年は「南南東」。

みんなで、黙って「南南東」を向いて頬張ることにしよう。

そうそう、豆まきのしなければ…。子供がいないので、大きな声は何となく恥ずかしい。

何事も神頼み! 神頼み!だ。

 


大雪一過

2021-02-01 | 日々の生活

  今朝のTV《さわやか自然百景》は「北海道 東大雪 秋から冬」

美しい紅葉の森に繰り広げられた自然、

オオアカゲラやエゾリス、水棲昆虫を狙うカワガラス や繁殖期を迎えたエゾシカのオス の営みを視聴。   

     

   

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2~3日続いた寒波、昨夜半からの雪でおしまいだろう、朝日燦然と輝いていた。

 

  2F東向き窓の雪

庇の雪下ろし、ひと汗かいて講演会へ。

一昨年小生も話した「野鳥の会」研修会の話を聞きに。

今日の研修会、

講演1.ムササビ・二ホンモモンガの生態と県内の生息状況

講演2.「猪苗代湖北岸の鳥類トピックス2020」

Hayaさん  左 モモンガ 右 ムササビ

 マガン コハクチョウが増えている ヨシ原の刈り払いの影響は?                  滑空の大きさ・・・・ムササビは座布団 モモンガはハンカチ

 いずれも興味あるお話だった。 (2021.1.31)

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2/1

朝から快晴、定刻の7:20 隣の孫娘を学校まで送る。ちょうど背炙りから日が昇る。

車の外気温表示 -10℃、雪道はツルツル、デコボコ、慎重運転で。

《庭の残雪》

   クマシデ 

   ハクモクレン

         氷の芸術

      つららが伸び 風花が輝き散っている

 我が家 勝手口から

 2日続けて不整脈、動悸、血圧が上がらない。

  病院へとも考えたが、今朝、ほぼ正常に戻ったか。

  晴れ渡る磐梯に・・・ 崎川浜へでも遠征するか!意欲が湧いてくる。

  今日から2月、明日は節分、明後日は立春だ

  体調を崩してなどいられない。元気で素晴らしい季節を迎えたい。

 

 

 


おおむね雪降り

2021-01-30 | 日々の生活

2,3度、庭の雪かきに出る。

書斎の庇に、西からの吹雪で雪の庇が張り出した。

雲の流れが速く、ときどきの晴れ間から春を思わせる陽が差した。

今回の積雪40㎝、明日まで雪降りの予報。

 吹雪一転青空まぶし雪ひさし

また、ユキヤナギの枝に雪がかぶってしまった。

先日、雪が融けた枝にホシミスジの幼虫を探したが行方わからなかった。

 

カーテンを引いて、君子蘭に日を当てた。生き生き!

君子蘭カーテン越しの庭の雪

冬を耐え新芽ほのかに君子蘭

 

 


雪の前の散歩  石部桜~不動滝

2021-01-28 | 日々の生活

    ようやく道路から雪が消え始めたと思ったら、明日から雪になるらしい。

 久々に散歩を計画した。手紙投函やら税金支払いでセブンへ寄り、石部桜から不動滝まで足を延ばした。

 石部桜の蕾はまだ固かった。雪が解け始めた畑の土手にタンポポのロゼットの様子を探した。

 ようやく綿毛や黄色い蕾の付いた株を2つ3つ見つけた。

   

 樹齢約650年といわれるエドヒガンで10本ほどの枝張は見事で、会津5桜の一つ。春は観光客でにぎわう。

 真ん中の一本が腐り倒れていたが、数本細い木も見える。領主葦名氏の重臣、石部治部大輔の庭にあったという。

 歌碑には木柵発起人とあり、ご先祖様の名前があった。

  

 オギ  セイタカアワダチソウ 

キジ 桐 

         お城が見える

雪の積もる畑を滝沢峠まで這いあがり、不動滝を目指した。途中、観音堂まで800mとあった。

山道はわだちもありツルツル、何度か転びかけながら慎重に進んだ。ところどころシジュウカラが飛んで逃げる。

  ウスタビガ

  

                     会津33観音  滝沢の落ちて流るる滝の水かかる末々弥勒なるらん

 18番札所

 白糸の滝 (滝沢不動滝) 

白糸神社 不動尊

静まりかける白糸神社、不動尊、観音堂に手を合わせた。

絶えない不動滝のしぶきを見上げた。こころが鎮まる思いだ。

 本陣からは最短の帰り道を急いだ。

今日の約2時間の散歩、ポケットに忍ばせた歩数計は、9360歩、距離に換算して約7キロくらいか。

少しオーバーワーク気味だが、心地よい運動となった。   (2021.1.28)