あの3.11から6年が経った。
明るい太平洋の波音に育った子ども達が、縁ありてたどり着いた会津若松。
慣れない土地で、両親兄弟の加護のもと、教師にそして地域社会や多くの周囲に助けられ成長し迎えた中学校の卒業式だ。
久々に春めいた卒業式日和だった。
道路脇に未だ堅雪が残る仮設校舎に隣接する町内会として案内をいただき臨席した。
こじんまりした厳かな静かな式だった。悲しいほどのピアノ演奏の中、8名の卒業生に卒業証書が授与された。
在校の1,2年生合わせて19名が先輩を送り出した。
この6年間、君たちは大きな試練を乗り越え、充実した日々を過ごしたと想像する。
この先も幾多の試練が待つだろうが、君たちは強い。胸を張って羽ばたいて欲しい。
おめでとう、こころからお祝い申し上げます。
子ども達に声援を送りながら、胸に込み上げるものがあった。
君たちは、大熊町の、福島の、国の宝だ。 どうか前途に大いなる幸あれと願う。
拙ブログ
昨年
http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/97edb99530ff63cbb4b4b477c98bfefb
一昨年
http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/4bb2860924288f6aab6442bd44781f94
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます