今日あたりから、しばらく天気が崩れるとの予報、九州から東海までが梅雨入りしたらしいとの報道。
会津若松市の気温が全国一高かった(36.4℃)昨日、湿原にハッチョウトンボを訪ねた。
湿原周囲の静まりかえる林にはエゾハルゼミの声が響いていた。例年と何も変わらない。
湿原は、ワタスゲが見事だった。 初夏の風に揺れ、もう綿毛が飛び始めていた。
ハッチョウトンボ♂は既に大人の姿、真っ赤っかだった。
体長はわずか2cmほど、写真に撮るとなかなか大きさがわかりにくいが、ともかく、かわいいトンボだ。
いつかモウセンゴケに捕まったハッチョウトンボを助けた折、百円玉と大きさを比較したことがあった。
****************** 参考 (2018.6.8 撮影) ********************************
未成熟♂ 茶褐色 100円玉径約20mm
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元気に追いかけっこしていたオスは、羽化直後は橙褐色、真っ赤になるのに2~3週間かかるから、発生は5月初めだろう。
♀は目が慣れないうちは、なかなか見つからなかったが、交尾態を見つけてからはいくつも見つけることが出来た。
♂
♀
産卵の様子をゆっくり観察した。
交尾時間はわずか数十秒、離れると♀はすぐに打水産卵していた。
その間、♂は近くで離れずに見守っていた。
交尾
産卵
まわりにスイスイ飛ぶ青いイトトンボは皆オゼイトトンボ、盛んに連結産卵していた。
モウセンゴケに捕まらないことを願いながら、かわいいトンボを眺めた。
トキソウ ニッコウキスゲ
サラサヤンマ出迎え
エゾハルゼミだろう
ニホンアカガエル
昨日の出合いをアップしていたら、気象庁から「東北南部が梅雨入りしたと見られる」と発表があった。
世の中の喧噪をよそに、ホシミスジが2頭、庭をスイスイ飛んでいる。
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