市内唯一のヒメシロチョウ生息地が危ない。
昨年の第3化がほとんど見られず、春型の発生を心配していた。
4/12に、土手で1頭を確認した。喜びもつかの間、春型の個体数は極端に少なかった。
隣町の発生を確認して、土手を訪ねた。
6月に入り、恒例の草刈りが実施されたが、今年も土手の奥の方に、2個所刈り残してもらった。
10日ほど前にすっかり刈り取られた土手にも、ツルフジバカマの新芽が伸びてきた。
ウマノスズクサも伸びてきた。
モンキチョウは元気だ。他は一切みら得ない。ヒメシロチョウの気配も全くなかった。
奥の方の刈り残り部分へ急ぐと、シオカラトンボの羽化したての♀が止まっていた。
ツルフジバカマの根もとにひっそり隠れるようにジッとしている1頭のヒメシロチョウを見つけた。
この刈り残されたオアシスに、デートするヒメシロチョウ、コウゾリナの花に止まる夏型のふメシロチョウに会えた。
嬉しかった。と同時に、これからの発生を心配した。濃いブルーのシジミチョウが飛んでいる。
一瞬、いつか土手を舞っていたミヤマシジミが浮かんできた。もう、100%その姿を見ることはない。絶滅して遙かになる。
ヒメシロチョウも風前の灯火、絶滅の近いことを憂えた。
これから少しでも姿を見せて欲しい。何時までも舞って欲しいと願った。
今日少し風が強かったんですけど午後2時頃町の鶴沼緑公園の堤の道を散策しました。
数は少なかったんですがこんな小さな白い蝶が飛び交っていました。
もしやヒメシロチョウではなかろうかと思ったんですけどご教示をお願いいたします。
http://art1.photozou.jp/pub/545/2472545/photo/262096912_624.v1561201532.jpg
もしヒメシロチョウなら食草のツルフジバカマがあるはずと注意して見てまわったんですけどクサフジの花ばかりでした。ただクサフジの葉にそっくりな葉をしているけど花の咲いていない草があちこちにありました。ツルフジバカマの花は8月から9月に咲くと聞いていましのでもしやとど素人が考えました。当然あてには成りませんけど・・・
ご教示お願いいたします。
http://art1.photozou.jp/pub/545/2472545/photo/262096938_624.v1561201698.jpg
ヒメシロチョウです。また、ツルフジバカマも間違いありません。
そちらでも細々生息していることを知り嬉しいです。
一昨年、10数年ぶりに改訂された県のレッドリストではヒメシロチョウは準絶滅危惧種にランクされています。(国では第1類)
南会津には未だ健在なようですが、食草を頼っての局所的な生息のようです。
食草については、小生もカラスノエンドウへの産卵を確認していますが、ツルフジバカマだけのようです。ツルフジバカマは秋口に咲くので区別できます。
参考までに 拙ブログ
ヒメシロチョウの産卵の不思議 2017-05-10
blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/cc62b63993f65b68501015b9a2a9cc24
チョウの舞う街を夢見て 2018-05-28
blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/12136f3d838fa682cc979efca3f3ea8e
残された群落に 命の営みを見る 2017-09-12
blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/e2199bb6d900c860506348f36caeabf0
これからも情報をお知らせ下さい。ありがとうございます。