今日は良いことがあった。
今年は数回しか見なかったホシミスジが、珍しくコスモスの花に止まっていた。
カメラを取りに家に入っている間に、どこかへ舞って行ってしまった。「なんとか元気で頑張っているよ」とちょっと顔を見せにきてくれたのだ。
我が家のユキヤナギで何年も生息し続けたホシミスジが愛しく、今年もなんとか子孫を残して欲しいと願った。
家に入ろうとしたとき、橙色の輝きが見えた。なんとウラギンシジミ♂だ。左の前羽の縁が直線上に切れていた。
最近は温暖化のせいか、若松近郊でも年に1,2度どこかで行き会っているが、我が家の庭で会えるとは。嬉しかった。
素早く飛び、ニシキギの葉上に止まった。
また、重なることがあるものだ、しばらく忘れていた懐かしいゴマダラチョウが風を避けるように草の茂みに止まっていた。
なんと30年ぶりくらいの再会だった。少なくなったゴマダラチョウだが、オオムラサキを思わせる風格で、懐かしの黄色いストローが見えた。
後翅はぼろぼろで、弱々しく見えた。
少年のころ、すっと伸びたクヌギの高い樹液に、カナブンやオオムラサキと一緒に集まっていた情景が浮かんできた。
今日から10月、中旬には白鳥が渡ってくる。もうしばらくの秋を静かに楽しみたいと思っている。
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