エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

ミズナラの虫こぶ

2012-10-15 | 自然観察

 

  梅雨のころ、庭のエノキの葉に小さなこぶが沢山出来ているのを見た。
  【拙ブログ 「エノキの葉の瘤 2012-06-02 | 自然観察  】 http://blog.goo.ne.jp/tosimatu_1946/e/70ed9d9070a30986f3d29a2ae0e99fac

  ネットで調べたら、この瘤はエノキハトガリタマフシと言うもので、エノキトガリタマバエの幼虫が入っているらしい。

  日本では、569種の植物に虫こぶがつくられることわかっていて、芽、茎、葉、蕾、花、実、根など、様々な部位につくられようだ。

 

今日は、ドングリが育ったミズナラの葉に、きれいな球のような虫えい(虫こぶ)を見つけた。

 ネットによると、ナラハウラマルタマバチ(コナラフシバチ)が寄生して出来たものらしい。

  

 虫えいの中央に幼虫室が1個あり、幼虫は幼虫室の内壁を摂食し、成長して終齢に達する。

 成虫は晩秋から初冬にかけて羽化し、越冬芽に産卵し、越冬した卵は翌春孵化する。

 まさに、自然界は不思議いっぱいだ。


 

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