数日前、武琉くんは午前中授業、お昼は喜多方へラーメンを食べに行った。
嫁いだ娘もお休みで、ラーメン大好きの武琉との前日からの約束だった。
ときどき行く「陽華楼」さんは、閉まっていた。
「都合でお休み、午後5時から営業します」と貼り紙、がっかりした。
でも、かつて喜多方への通勤7年、その間に何十軒もラーメン店を回った。
喜多方のラーメンはどこのお店もおいしいが、喜多方のラーメン発祥の店「源来軒」へ行くことにした。
駐車場は平日なのに他県ナンバーの車ばかりだった。
チャーシュウがいまいちだが、おいしくて一気にたいらげた。武琉くん、何時も一人前では足りない。
帰路、手ぶらだったが、通りかかった図書館近くの「平出竹材店」に髭のご主人を訪ねた。
平出さんには、娘の婚礼の際には大変お世話になった。これからもお世話になる方だ。
やはり、観光客が立ち寄るようで、来訪簿があり我々も書かせていただいた。
いただいたユニークな名刺には、ウメ・茶のイラストがデザインされていた。
店先でみなさんウメ・茶をふるまわれ、楽しいお話に花が咲くのだろう。
嫁いだ娘、妻と一緒に、竹串で梅干しや甘く煮たイチジクをお茶うけに、おいしいお茶をいただいた。
心に残るお話をいっぱいお聞きすることができた。
磐梯山のスケッチ(コスモス)を差し上げた。
店にはいろいろな絵や書や置物が所狭しと飾られていて、その間に、先日差し上げたスケッチ『春の磐梯(湯川から)』も飾られていた。
店の中央の柱に、坂村真民氏の写真が目についた。平出さんは真民氏の生き方を信奉しておられた。
帰りに、売り物の素晴らしい竹椅子をいただいた。また、懐かしい竹馬も。
恐縮しながら、いただいてきてしまった。大事に使おうと思う。
いろいろな竹製品に囲まれて、店内はとても落ち着いた風情だった。
初めてゆっくりお話ができ、立派なお人柄に心が和んだ。
またお訪ねしようと思っている。
その後、武琉は、萌香と一緒に初めての竹馬に挑戦している。なかなか難しいようだ。
じいは昔取ったきねづか、上手に乗るところを見せ、指導している。
いつ乗ったものだろう思いだせないが、懐かしかった。
いただいた竹椅子と竹馬
けさ、平出さんに礼状を書いた。
私の真民とのかかわりを思いだした、以前のブログをコピーした。(「詩人・坂村真民を知る」 2007-05-11)
合わせて、ときどきネットから編集していた坂村真民氏の詩も印刷し同封した。
入院中でいらしたときのことだったのですね。
ラジオからのお話もより心に沁みる
坂村真民氏との出会いだったのではないでしょうか。
詩集の坂村氏の風貌は、お髭は別として平出さんと似通うものがあるようです。
機会があったら拝読してみたいです。
すべてのものに仏性有り。念ずれば「花」開く… と。
ホントに、二度とない人生ですね…。
喜多方ラーメン、こちらでは「蔵」という店名でありました。いつの間にか…。
大好きで、そりゃあもう何度も通いました。
火曜だったか、ビール半額でした。
本場と変わらないちじれ太麺でしょうか?
”二度とない人生だから
一輪の花にも
無限の愛を
そそいでゆこう
一羽の鳥の声にも
無心の耳を
かたむけてゆこう”
悉皆有仏性、毎日、小さいいのちを見つめています。
平出竹屋さんは、若松には400年続く本店があります。
こちらもあちこちで新そばまつり、行く予定です。