学科は違い、在校中は面識がなかったHさんからメールをもらった。見事なコマクサの写真が添付されていた。
お世話になったS教授を訪ねたとき、彼の撮影したオオルリシジミが縁で、以来虫友としてメール交換をしている後輩だ。
大学生の頃、バスに揺られ何度も通った湯の丸高原の三方ケ峰で撮った写真だ。
コマクサは大学の校章にデザインされ、何度か学生服の襟につけたころの初々さが思い出された。
コマクサと言えば、4月末に、お隣の玄関先に見事なコマクサを見た。
あとでご主人に聞いたら、栽培の洋種?だという。
「やはり山で見るのが一番だ」と言っておられたから、山好きなのだろう。
お父さんの影響もあったのか、息子さんは高校時代には山岳部だったことは知っていた。
数日前にはテントが干してあった。
もう、何十年もコマクサを見ていない。いつかのように、寝そべって可憐な花を見てみたい。
三方ケ峰のコマクサを掲載していただきありがとうございます。
6月7日現在、三方ケ峰のコマクサは五分咲きの状況です。
マッチャンさんの表記にもありますが、三方ケ峰のコマクサにも園芸種が少し混ざっています。
誰かが立ち入り禁止の区域に入って植えてしまったようです。
園芸種の方が赤色が強く、自生種よりも早く咲くようです。
詳しくはDNA鑑定しないとわかりませんが、此所に掲載していただいたコマクサも園芸種の系統かも知れません。
このような行為は迷惑ですね。
巡視パトロール中も登山客の皆さんには高山植物や高山蝶をそのままの状態で静かに見ていただくよう話をしています。
盗掘はよく聞きますが、盗植とでも言うのでしょうか。
困ったことです。
池に放たれたブラックバスを思いました。ブラックバスでヤゴが危ない池もあります。ゲーム感覚の釣りバカは、何も考えないのです。