我が家から自転車で約10分、田んぼの一角にレンコン池がある。ここは素晴らしいビオトープだ。
先日、例年梅雨時に発生するモートンイトトンボを撮りに出かけた。
美しいオスは、胸部が淡黄緑色で黒色の条斑があり、腹端はあざやかな橙黄色。橙色の未成熟のメスもスイスイ飛び交っていた。
この折りに、ルリ色の宝石のような目をしたアマゴイルリトンボを発見し嬉しかった。福島、新潟、山形、長野の4県にしかいない希少なトンボだ。
この池ができて10年程になるが、すぐにいろいろな生き物が棲みついた。
ビオトープとは本来、生き物の住む場所というドイツ語の合成語である。
一時、自然環境教育教材として都会の学校に広まった。その意義は確かに大きい。
でも、生態系や生物多様性の危機にある現在、より豊かな自然の残る里山にこそビオトープが必要と考える。
池の周囲の多くの休耕田に、第2,第3の水辺環境を作ることはできないだろうか。
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モートンイトトンボ ♂
♀ 抜け殻 未成熟♀ ♂ ♂ 未成熟♂ 未成熟♀
アマゴイルリトンボ ♂ 連結
交尾 ♂
オオアオイトトンボ
エゾイトトンボ クロイトトンボ
ハラビロトンボ
ハラビロトンボ単独で産卵 エゾイトトンボ産卵
アジアイトトンボ交尾
アジアイトトンボ未成熟♀ ♂の頭がない
ウラギンヒョウモン初見 アカタテハ産卵 イラクサギンイチモンジセセリ モンシロチョウ ソバの花
♂ ヒメシジミ♀
ヨツボシトンボ シオヤトンボ
クララ咲く オオルリシジミを思う
沢山のトウセミの写真を有難うございます、是非共守って下さい、会津のビオトープを・・
イトトンボの仲間をトウセミとと呼んでいたのですね。
初めて知りました。
小さい時の豊かな懐かしい記憶が甦ってよかったです。
会津も都市化が進み、チョウやトンボが少なくなってきました。でも、周囲の里山には未だトウセミがひっそりと飛んでいます。いつも希少なトンボたちを守ってやりたい思いでいっぱいです。