先月末、いつもヒメシロチョウ保護に協力頂いている河川事務所から、7月末に草を刈るとの連絡があった。
前に草刈りをしなかった部分の草を刈ること、新たに残す場所を変更することなど話し合った。
今日、様子を見に土手まで行ったら、もう予想していなかった第3化のヒメシロチョウが発生し、見事に土手を覆うツルフジバカマの海原を飛んでいた。
既に産卵行動がいくつも見られた。
産卵 産み落とされた卵確認
丁度、ジャノメチョウが群生し、ムラサキツメクサやコウゾリナの花に吸蜜していた。
ジャノメチョウ♂ ♀
♂ 年1回の発生と思っていたが,・・・夏型か?
帰宅後、河川事務所のW所長に電話で草刈りについて意見交換をした
土手には所々にウマノスズクサも2~30cmに伸びていた。
土手の一角に,ウマノスズクサを集め柵を作れば、激減しているジャコウアゲハも助かるのではないだろうか。
最近はジャコウアゲハどころか、食草のウマノスズクサそのものが絶滅危惧種となりそうだという話しを聞いた。
ウマノスズクサ
モンキチョウ産卵
土手にも結構小さな命が・・・。
「ヒメシロチョウ」
強い銀色の一本線が素敵な
「ギンイチモンジセセリ」
どちらも末永く生き残って欲しいです。
ギンイチモンジセセリは当地では年1回と思い込んでいました。夏型と呼べるようです。
ヒメシロチョウは食草の刈り込みとの関連考察中です。