【 逆さ霧(「クローズUP撮影日記」より)】
暮れに、忘れていた昔の懐かしい光景が飛び込んできた。
半世紀も前に眺めていた「逆さ霧」だ。
大学の同窓生のブログ「太郎山の逆さ霧」のプレゼントだった。
【「クローズUP撮影日記」 http://ochanblog.blog67.fc2.com/】
あまりのなつかしさに、コメントを入れた。
その後、メールでたくさんの「逆さ霧」の写真を送っていただいた。
早速デスクトップの背景に貼り付け、懐かしの青春時代を思い出している。
改めてネット検索すると、逆さ霧発生と気象条件の詳しい考察を見つけた。
【太郎山の逆さ霧:http://www2.plala.or.jp/aki_ogawa/trivia/sakasagiri.html】
逆さ霧とは:上田市北部にある太郎山(1164.3m)~虚空蔵山(1076.9m)で見られる気象現象で、春や秋の天気の変わり目に、その尾根を超えて滝のように流れ下る層雲のこと。発生の一因として、太郎山は北から流れてくる低い雲のをせき止めるような地形になっていて、上田市側と坂城町側の空気の循環が妨げられ、山の北と南で天気は大きく変わるなどが考えられる。
【フェイスブック「今朝、逆さ霧が見られました」 https://ja-jp.facebook.com/shinshutextiles/posts/962323353786969/】
~ 逆さ霧とは? ~ 上田市の北には約9㎞にわたって延びる太郎山山脈があります。この山脈を境に日本海側と太平洋側の気候に分かれ、冬型の気候配置になっても上田は快晴となり、温暖な気候に貢献しています。写真は逆さ霧と言われる現象で、太郎山山脈に雲が綿帽子のように被り、雲が山裾に迫ってくる現象です。春や秋の天気の変わり目で発生することが多く、太郎山山脈によって北から空気の流入が遮られることが一因と考えられています。
【 ユーチューブ 「上田市 太郎山の逆さ霧」 https://www.youtube.com/watch?v=iIbWqeHcalo】
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文武両道を求めて青春時代を過ごした信州、太郎山の上田は我が第2の故郷。
烏帽子岳、湯ノ丸 角間 菅平 根子岳 四阿山 浅間山 ・・・ 周囲の山々へは幾度か登った。
いつも懐かしの魅力あふれる大自然があった。
半世紀も前の想い出がしっかり残っているのは、かなり上田での青春時代が充実していたのですね・・・第二の故郷と仰るほどなので。
逆さ霧で思い出しましたが、私がグリーンシーズンにガイドしている湯の丸高原の地蔵峠では、ロッジ花紋の切妻屋根で太平洋側と日本海側の分水嶺が標識になっています。
上田市~東御市では気候や地形が大きく変動する要因があることが特徴的です。
寒気が居座って寒い日々が続きますのでどうぞ御自愛下さい。
長野からはそんなに遠くないので、妻や孫の一家と三度ほど登りました。高速道路がこの山の下を通過しています。