
裏庭にホオズキが数本、きれいに赤い実を付けていた。
しばらく眺めようと鉢に移した。茎を掘り起こすと、地下茎がかなり深く張っていた。
秋の終わりに見る、中に赤い実の入った網の袋は趣がある。春先に雪の中から出てくることもあった。このホオズキ、てっきり1年草と思っていたが、図鑑で確認すると多年生とあった。
淡黄色の花を下向きに付ける。やがて実を付け、萼が大きくふくらんで、その中に液果を包む。液果とは、水分の多い肉質の果皮をもつ果実で、ウメ・モモ・カキ・ウリ・ナス・トマト・ミカンなどがある。液果の中に小さな種がいっぱい入っている。
小さいころほおずきを鳴らした覚えがある。子供たちにも教えた。
ほおずきの袋を?き、液果を揉んで中の種を爪楊枝で取る。その小さな袋の口を唇に当て、上の歯をこすって鳴らした。「ビュービュー」「ブィブィ」となった。
今度孫たちにも伝えてみようと思う。
さわやかな庭にヤマトシジミが乱舞している。 涼しくなり、友禅菊を皮切りに、キクの仲間がが咲き始めた。
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