エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

梅雨の晴れ間に

2020-07-24 | 自然観察


 世の中は4連休で、GOTOトラベルもあってか、国道は他県ナンバーの観光客で賑やかだった。

小生、梅雨の晴れ間に、のんびり、いつもの山道を一人旅だった。

 しばらく水路の横の田に集団で過ごしていたミヤマアカネ、♂も♀もそれぞれ大人になり分散して少なくなった。

ここのオオイトトンボの発生は始まりだ。蓮の池は根を整理したのか様子が一変、トンボも少なくなった。

ため池の周囲林道には、相変わらずモノサシトンボが多い。

♀  

♀    羽化

オオシオカラトンボ♂ 

   オオアオイトトンボ羽化

 

♀   モノサシトンボキトンボも  オツネントンボ

  アジア

オオアオイトトンボ  アマゴイルリトンボ    エゾゼミ? クロコガネ クサレダマ

吸水ウラギンスジヒョウモン ミヤマカラスシジミ

サトキマダラ スジグロチャバネ

  

コシアキトンボ♂ ♂ばかり

   

 クズの香り ヤマユリ 

 

2時間ほど、いくつかのため池を巡ったが、いろいろなことがあった。

コレクターに出会う

 ウチワヤンマの見られるため池でコシアキトンボを撮っていた。

そこへ、郡山ナンバーの車から降りてきた御仁、むこうからにやにやして、しばらくとの挨拶、小生は覚えがなかった。

数年前、西会津でギフチョウ採集をしていたコレクターだった。今日も大きな捕虫網を持っている。

その時、ギフチョウが天然記念物に指定されたこと、採集はやめてと話した。言い争いになりそうだったことを思い出した。

今回も、いろいろ言いたいこともあったが、「もう採集は止めましょう」とだけ言って、その場を離れた。

ミヤマカラスアゲハ 災難

 県道を走行中、道路脇に黒いチョウが道路に、車にははねられたようだ。

通り過ぎたが戻ってみ見ると、ミヤマカラスアゲハだった。 いつかも同じことがあり、損傷がひどく、土に埋めてやった。

そう、昨日は夜の大雨に打たれたジャコウアゲハを弔ったばかりだった。

 

倒れていたミヤマカラスアゲハは、翅の損傷はほとんどなくきれいだった。

標本に遺してあげようと思い、取りあえず持ち帰った。

半世紀ぶりの標本づくりになるが、展翅板はあるだろうか。探してみよう。

 

コロナがらみで、打撃を受けた観光会津を叫んでいるが、ちょっと違和感がある。

感染者が増え続ける只中、立ち止まって心を整理したい。

コロナ問題について、しばらくは自然の中で、・人間について、・社会について、・生き方について、諸々を考えてみたい。

 


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