都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
目標を実行するか、しないかは別として、年の初めにその年の目標を立てる人は、多いんじゃないでしょうか?
みなさんは今年の目標は立てましたか?
ハアッ。もう半月も過ぎてから・・・。今頃・・・。
「一年の計は元旦にあり」って言葉を知らねえのか?そんなこたあねえよな。なんとも時期はずれな間抜けな質問じゃねえか・・・。
おまけに、目標を実行するか、しないかは別として・・・。はじめから実行しねえようなもんは、目標とは言わないんだよ。
ま、一応聞かれたから答えるがな。もう・・・、忘れちまったよ
。やだねえ・・・、忘れっぽくなっちゃって・・・
。
もう、この歳になったら今年の目標なんて大それたもんはねえよ。寂しいね
。
何事もなく無事に一年過ごせたら・・・、それが最高ってもんだよ。何事もねえ、一年無事ってことは大変な事だって、今にわかるぜ・・・。
「無病息災」、「無事之名馬」、「平々凡々」。ああ・・・、こんな言葉しか浮かんでこねえ。
バカヤローッ!・・・って言ってみても、歳には勝てねえ
。
したっけ。
「盃」は酒を飲む器のことです。大辞泉では「酒(さか)杯(つき)」の意と書いてあります。でも、盃は「さかずき」です。
文科省の「国語表記の基準・現代仮名遣い」によると、「表記の慣習による特例)」として次のように書かれています。
一般に二語に分解しにくいもの等として,それぞれ「じ」「ず」を用いて書くことを本則とし,「せかいぢゅう」「いなづま」のように「ぢ」「づ」を用いて書くこともできるものとする。
≪例≫ せかいじゅう(世界中)、いなずま(稲妻)、かたず(固唾*)、きずな(絆*)、さかずき(杯)、ときわず、ほおずき、みみずく、うなずく、おとずれる(訪)、かしずく、つまずく、ぬかずく、ひざまずく、あせみずく、くんずほぐれつ、さしずめ、でずっぱり、なかんずく、うでずく、くろずくめ、ひとりずつ、ゆうずう(融通)、・・・
「杯」は「木」(き)と「不」との合わせ字で『説文解字』(許慎)には「杯」は「桮」が正字だとしているそうです。また、「杯」は「小桮」をいうとあるそうです。
『説文解字(せつもんかいじ)』は、最古の部首別漢字字典。略して説文ともいう。後漢の許慎(きょしん)の作で和帝のとき(紀元100年/永元12)に成立。叙1篇、本文14篇。所載の小篆の見出し字9353字、重文1163字。漢字を540の部首に分けて体系付け、その成り立ちを「象形・指事・会意・形声・転注・仮借」の6種(六書;りくしょ)に分けて解説し、字の本義を記す。
Wikipedia
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「杯」は曲げものの形で酒をいれる器であり「さかずき」・酒を飲む器のことです。「杯盤狼藉(はいばんろうぜき)」という言葉があります。この言葉からしても「杯」は、酒を飲む器だったことがうかがえます。
はいばん‐ろうぜき【杯盤狼藉】
[ト・タル][文][形動タリ]酒宴が終わったあと、杯や皿鉢などが席上に散乱しているさま。 「電気灯が―たる紫檀の食台(ちゃぶだい)の上に輝いている」〈荷風・腕くらべ〉
大辞泉
ですから、「さかずき」は本来、木の器だったようです。
「杯」の声符は「不(ふ)」です。「不」は花の萼(がく)の部分が垂れている形で、今はその意に用いない。実をつけて、ふくらむに従って「丕・否・咅」という形になります。
ですから、大きさは制限されません。相撲の賜杯を思い出してください。優勝力士が酒を飲む大きな「さかずき」を思い出してください。
「ぐい呑み(ぐいのみ)」は、酒をぐいと一口に呑める杯の俗称。
「ぐいっと掴んで飲む」からとか、「ぐいぐい飲む」からとも言われますが、お猪口よりも一回り大きな器を言うようです。また、湯飲みを小さくしたような・・・、ともいわれます。
日本酒を飲む場合に、徳利(とっくり)とペアで使うのは、だいたいお猪口の方ですね。徳利から注いで、ちびりちびりとお酒を楽しむ印象があります。
「ぐい呑み」は、ボトルや一升瓶から、日本酒をがぶがぶ飲むといった印象があります。
「お猪口(おちょこ)」とは、日本酒を飲むときに使う陶磁器製の小さな器で、飲み口が広く、底がすぼんだ形をした、ぐいのみよりは、ちょっと小ぶりなものです。
言葉の由来は、お猪口の方は、「ちょく(猪口)」が転じた言葉だそうです。
「ちょく」の語源はよくわかりませんが、「ちょくちょく」というような、ちょっとしたものを表す「ちょく」や、まっすぐな、素直なというような飾り気が無いことや、簡単さ、安直さを表す「ちょく(直)」と言われたりしています。
一般的には、お猪口の語源は「鐘(しょう)」の福建音・朝鮮音などの「チョング・チョンク(chong)」という言葉に由来すると言われているようです。
お猪口という文字だけを見ると、猪の口に形が似ているからという俗説もありますが、漢字の「猪口」は当て字なので、ちょこっと違うようですね。
さか‐ずき〔‐づき〕【杯/×盃/×坏】
《「酒(さか)杯(つき)」の意》
1 酒を飲むのに使う小さな器。多く、口が朝顔形に開いたものをいう。「―を酌み交わす」「―を干す」
2 「杯事(さかずきごと)」に同じ。「親分子分の―を取り交わす」「固めの―」
ぐい‐のみ【ぐい飲み】
1 ぐいと一気に飲むこと。「冷や酒をコップで―にする」2大ぶりの深い杯。
ちょく【×猪口】
1 日本酒を飲むときに用いる陶製の小さな器。上が開き下のすぼまった小形のさかずき。江戸時代以降に用いられた陶製の杯についていう。ちょこ。
2 本膳料理に用いる1の形に似た深い器。酢の物や酒のさかななどを盛る。
◆「猪口」は当て字。「ちょく」は、「鍾」の呉音、福建音、朝鮮音からなどの諸説がある。
大辞泉
盃・ぐい呑み・猪口どれも、大きさは違っても、目的は同じ「杯」のようです。
したっけ。