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都月満夫の短編小説集2

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「引越しすると蕎麦を配ったのは何故か」について考える

2011-04-03 08:48:53 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

4月といえば、引越しのシーズンです。別れと出会いの季節ですね。

引越しする時に食べるものといえば蕎麦、今は家族だけしか食べません。いや、今どき蕎麦を食べる習慣はもうないのかもしれません。

Photo_2 しかし、江戸時代の終わり頃は、庶民の間ででは引越しをすると、隣近所に蕎麦を配る風習がありました。「引越し蕎麦」といいます。

 名前も顔も知らない人間が、いきなりやってきて、「お近づきのしるしにこれを食べてください。」と蕎麦を渡します。受け取った方も、「これはご丁寧に・・・。」とすんなり受け取っていたのです。素性の知れない人間からのいただき物を、毒が入っているかもしれないなどと疑うこともなく、平気で食べていたのです。外国人には理解できないかもしれません。

 こうした風習は、日本人がもともと持っている神と人、人と人が同じものを食べる合う共食信仰(直会)から発展したとされています。他人に振舞ってもらった食物をともに食べたということで、共同体への仲間入りを認めたのです。

なおらい【直会】

祭事が終わってのち、供え物の神酒(みき)・神饌(しんせん)を下げて酒食する宴。

大辞泉

 殺人事件やコンビニ強盗が頻発する現代社会では、とても信じられないような、強い相互信頼の人間関係が、昔はあったということでしょうか・・・。

 

では、何故、蕎麦が選ばれたのでしょうか。それは、「蕎麦はお金を集めるので縁起がいい」といわれていたのです。

 蕎麦とお金?・・・と、首をひねる方もいるでしょうが、昔は金(きん)を扱う職人にとって、蕎麦は大切なものでした。

 Photo_3 もともと、蕎麦は「蕎麦がき」といって、蕎麦粉に熱湯を加えて、練って食べていました。「蕎麦がき」は、餅のように粘り気があったのです。

 この粘着性を利用して、飛び散った金箔を集めていたのです。そして、金のついた蕎麦を丸めて焼き、残った金を集めたのです。

 こうしたことから、「「蕎麦はお金を集めるので縁起物」とされました。また、江戸時代になると「麺」になり、蕎麦の形状や語呂合わせで、「細く長く、あなたのそばにおいて、いつまでもお付き合いください。」ということになったのです。

 ちなみに蕎麦が日本にやってきたのは奈良時代だそうです。弘法大師が持ち帰ってきたという説もあります

Photo

したっけ。






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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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