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都月満夫の短編小説集2

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都月満夫の短編小説集

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「花粉症が戦後突然増えた理由」について考える

2011-04-06 09:13:30 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

今や国民病とまでいわれる花粉症です。しかし、このアレルギー症、戦前までは日本に存在しなかったのです。

 戦後、どっと日本に流入してきたアメリカ製品。製品とともにやってきたのがアメリカ杉です。戦争中、日本は国内の森林を大量に伐採しました。その森林を1日も早くもとの姿に戻す必要があったのです。そこで、目をつけられたのが、日本の杉より成長が早いアメリカ杉だったのです。成長が早いということは早くお金になります。

アメリカ‐すぎ【アメリカ杉】

ヒノキ科の常緑高木、アメリカネズコの別名。北アメリカ西海岸地方に産し、建築・土木用材として輸入。米杉(べいすぎ)

大辞泉

 ところが、このアメリカ杉、アメリカ大陸の過酷な自然の中で生まれたため日本の環境は恵まれすぎていました。

 Photo_2 子孫繁栄のために、風が吹くと、大量の花粉を撒き散らしたのです。

 かくして、アメリカ杉は日本に花粉症をもたらしたというわけです。

 環境が清潔すぎると、アレルギー疾患が増えるという衛生仮説があります。近年、ドイツを中心とする医科学チームの研究により乳幼児期におけるエンドトキシン(内毒素)の曝露量(ばくろりょう)が、以後の花粉症やぜんそくの発症に密接に関係していることが明らかにされたそうです。

ない‐どくそ【内毒素】(endotoxin)

チフス菌・サルモネラ菌などの菌体の細胞壁に存在する毒素。たんぱく質・多糖類・脂質などからなり、菌体が破壊されると遊離して、毛細血管透過性を増大させ、ショックや発熱などをひきおこす。毒性は外毒素に比べると弱いが、熱に強い。エンドトキシン。

大辞泉

アレルギーとは免疫反応が自分の体にマイナスに働いてしまう病気です。

私たちの体には、体にとって異物であるもの(抗原またはアレルゲン)が体内に入った時、それに対抗する物質(抗体)を作って、抗原を排除するシステムが存在します。

Photo_3 このシステムの反応を抗原抗体反応とか免疫反応といいます。これらの反応は、抗原に対して適切に機能すれば、「生体防御」ですが、しかし、過剰に反応し、生体防御の範囲を逸脱した場合、アレルギーとなり過剰な反応を示すのです。

多くの人が異常な反応を示さない物質に対し、アレルギー体質の人は過剰に異常な症状や反応を示してしまう特別な体質なのです。

アメリカ杉と清潔すぎる環境が、日本にスギ花粉アレルギー(花粉症)をもたらしたことは間違いなさそうです。

アメリカ生まれのティッシュペーパーの箱は、もともと花粉症の人のために開発された商品だったそうです。

Photo

したっけ。






コメント (18)
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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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