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「梨の礫って何のこと?」について考える

2011-04-26 09:20:03 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ


(なし)の礫(つぶて)

投げられた礫のように、便りをやったのに返事のないこと。「梨」は「無し」に掛けたもの。「いくら使いをやってもだ」

大辞泉

梨の礫(つぶて)-日本国語大辞典

音沙汰のないこと。音信のないこと。投げた礫(つぶて)はかえらないところから、「梨」を「無し」にかけて語呂を合わせていう。「なしの礫もない」の形で、意味をさらに強めていう。

 Photo_2 昔は、ラブレターを何通も書いたのに返事がないときなどに、「なしのつぶて」といったものです。今なら、せっかくメルアドをゲットして、せっせとメールを送っても返事がないときでしょうか。

 いずれにしても、アプローチをしても返事がないことを「なしにつぶて」といいます。

 辞書には、「梨の礫」とありますが、本来は「無し」、「礫」は小石ですから、「飛んでくる小石もない」という意味になります。

 しかし、上記の辞典の説では、「投げられた小石は帰ってこない」では、釈然としません。当たり前すぎて面白くありません。

 では、何故小石が飛んでこないことが問題なのでしょうか。

 ひとつは、昔の戦では投石も重要な武器でしたが、いくら攻撃しても相手が抗戦してこない。この様子から、「なしのつぶて」という言葉が生まれたとする説です。

 Photo_3 もうひとつは、恋人が投げる小石という説です。

 その昔,愛の告白の時に小石を投げて相手の気をひいたそうです。その頃は、夜這いというか、男性が女性の家をこっそり訪ねる通い婚ということをしていました。小石を庭に投げ込んで、訪ねてきたことを知らせ、女性が招き入れるというものです。ところが、小石を投げてもなんの反応もない。せっかく訪ねて来たのに、とほほ・・・。

ここから、「なしのつぶて」という言葉が生まれたという説です。個人的には、こちらの説が好きです。

Photo

したっけ。



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倉内佐知子

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