都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
ヨーロッパ地域の人はあまりお風呂に入らないということで日本とかなり習慣が違うのですが、特にフランス人は入浴を極端にしない人が多いということで知られています。
フランスは日本に比べて水道料金が高く豊富な水資源がないということも関係していますが、お風呂に入らず体の匂いを消すためにオードトワレが発達したというような歴史もあります。
オードトワレ 《化粧水の意》香水とオーデコロンとの中間の濃度のもの。オードトワレット。 デジタル大辞泉 |
ですがそんなお風呂嫌いなフランス人の中でも特別にお風呂を愛した歴史上の人物もいます。
それが日本でも人気の高い、マリーアントワネットです。
マリーアントワネット [1755~1793]フランス王ルイ16世の妃。マリア=テレジアの四女。浪費癖と無思慮な行動で民衆の反感を買い、フランス革命の際、国外逃亡を企てたが失敗し、革命の敵として処刑された。 デジタル大辞泉 |
マリーアントワネットは世界三大美女と言われるほどその美貌が伝説的に語られることの多い人物です。
その理由の一つが、当時のフランス貴族のほとんどが肥満体型をしていたのに対し、抜群のスタイルを維持していたためと言われます。
その上お風呂嫌いなフランス貴族たちの中にあって、香水ではなく清潔に気を使って常によい香りをさせていたというふうに言われています。
マリーアントワネットはもともとオーストリアから輿入れをしてきた王妃ですが、この母親にあたるマリア・テレジア帝はかなりしつけの厳しい人で、幼いマリーアントワネットも入浴について丁寧に言われてきたとされます。
そのためフランス王妃になったあとも特別に宮廷にお風呂を作り、そこでハーブを使用した風呂に毎日つかっていたといいます。
この習慣がスタイルの良さを維持することに役立つとともに、自然体のまま体からよい香りを発する理由にもなっていたと言われます。
当時のフランス貴族たちに好まれていた香水はムスクなど動物系の香料のようなものが多かったようなので、天然のハーブを体中にしみこませたときとはかなり香りの種類が違ったのだろうということが予想できます。
マリーアントワネットに関する入浴習慣で驚きなのが、政治犯として牢獄に入る直前まで入浴を欠かさずに行っていたということです。
タンプル塔に幽閉されたときにもそこにバスタブを運び込ませていたというくらいですから、本当にお風呂が好きだったようです。
マリーアントワネットが好んだ香りとしては、バラやスミレといった花が多かったといいますが、これがその後多くの貴族たちの間に流行していったというふうに言われます。
また入浴時には全て衣服を脱ぐのではなくバスローブを着たまま浴槽に入るというスタイルであったようです。
マリーアントワネットといえば、飢餓に陥って反乱を起こしている民衆に向かい、『パンがなければお菓子(ケーキ)を食べればいいのに』と、発言したと言われていますが、ことの真相は、反マリーアントワネット派貴族による噂や、当時の文献の誤訳や誤解が元になっているようです。
ケーキといえば、私の街はケーキの街です。「六花亭」「柳月」「クランベリー」などが有名ですが、他にも沢山美味しいお店があります。レベルは高いと思います。 ほかの街のケーキが美味しいと思ったことがありませんから・・・。 中でも「六花亭」のシュークリームや和菓子は最高です。ただ、これらは地方発送していません。
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下記のハーブシリーズも参考にして下さい。
「ハーブと歴史上の人物-5-ルイ14世(1643年 - 1715年)」について考える
ハーブティーは下記のお店「雑貨(Tkuru&Nagomu)で取り扱っています。
http://www.d-kyoya.com/minimarche/
したっけ。