団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

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「加奈子」
「知らない女」

都月満夫の短編小説集

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「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
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「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」

「ハーブと歴史上の人物-4-盗賊の酢」について考える

2015-10-10 07:02:04 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

盗賊の酢(1630頃)

1630年南フランスのトゥールーズでペストが大流行しました。

当時、ペストに対する特効薬がなく、人々は、ペストが流行すると、亡くなった人を焼き、(向こうでは通常、火葬はしない)町を捨て、避難するくらいしか手はありませんでした。

そんな中、空っぽになった町で、ペストで亡くなった人の家をもっぱら狙った泥棒4人組が出現しました。

町じゅうが死体であふれ、多くの感染者が病気に苦しむ中、感染を恐れず町じゅうを歩き回り、盗みをはたらいたのです。

結局の所、彼らは捕まってしまったのですが、捕まえた官憲が不思議に思ったのは、そんな危ない家に入ったにも関わらず、ペストにかからなかったこと。

やっとのおもいで彼らを捕まえた警察は、緊急時を救うためにその予防法を白状させたのです。

この4人組は酢にセージ、タイム、ラベンダー、ローズマリーのエキスを混ぜ合わせ全身にぬりつけていたらしい。

彼らは、そのレシピと交換で、放免されたと伝えられています。

セージ茶の効能:抗菌、収れん、発汗抑制、抗酸化、ホルモン様など。

タイム茶の効能:抗菌、去痰、消化促進、鎮痙など。

ラベンダー茶の効能:鎮静、鎮痛、抗菌など。

ローズマリー茶の効能:抗酸化、血行促進、殺菌、消化促進など。

以後、このレシピに沿ったものを「四人の泥棒の酢」と命名し、売り出し、大変な売れ行きをあげたとのことです。

 

この話はその後100年たっても受け継がれマルセイユで伝染病が流行したときも、例の酢に今度はニンニクも入れて防いだという話もあります。

ほとんどの細菌は酢の中で30分以上生きられない。その酢に殺菌力、治癒効果をもったハーブがミックスされたので効果は絶大でした。「盗賊の酢」の話です。

フィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ薬局(現存する世界最古の修道薬局)本店のみで売られているのが、気付け薬“7人の盗賊”という、嗅ぐためだけに使用する芳香酢です。

ペストが大流行した際、ペスト患者の死体から金品を盗む泥棒が、ペスト除けに使用したといわれています。

レシピは非公開ですが、一説にはローズマリー・タイム・セージ・ラベンダー・ペパーミントなど殺菌力の強いシソ科のハーブを酢に漬け込んで作られたとのこと。強烈な香りなので、買う人はほとんどいないそうです

これは気付け薬ですが、作られたのは、1600年で、上のフランスのそれより早いようです。

サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局 “7人の盗賊”参照

 

明治政府の命により香港に渡っていた北里柴三郎は、思わず声をあげた。

 「これだ、ついに発見したぞ、ペストだ」。それは一八九四年六月一四日のこと。

 長年に亘(わた)り人類を苦しめ多くの命を奪ってきた、ペストの正体を暴いた瞬間だった。

ペストが人類を苦しめてきたのは紀元前からという説があるが、その時代はデング熱や天然痘と混同されていた可能性も指摘される。しかしローマ時代にペストが流行したという記録には信憑性があるとみられる。それ以降はヨーロッパで流行を繰り返したが、11~13世紀には姿を消し、14世紀になって突然また大流行する。最も流行が激しかったのは1347~50年で、ヨーロッパの人口の3分の1となる2500万人の生命を奪ったという試算もされている*1。

この恐るべき疫病の病原菌を発見し、その防御への道筋をつけたのが、北里柴三郎だ。

医療の挑戦者たち

 

 

下記のハーブシリーズも参考にして下さい。

「ハーブティーの歴史」について考える

「私が毎日続けている健康方-ハーブティー-」について考える

「ハーブと歴史上の人物-1-イエスキリスト」について考える

「ハーブと歴史上の人物-2-クレオパトラ」について考える

「ハーブと歴史上の人物-3-魔女」について考える

 

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したっけ。

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倉内佐知子

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