都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
●枕はいつごろから使われるようになったのでしょうか?
1924年南アフリカで出土した、アウストラロピテクスの化石の頭蓋骨の下には、砕石が敷かれていました。この砕石がまくらとして使われたものか、祭祀的な意味で使われたのかは分かりませんが、最も古いまくらの痕跡だといわれています。
アウストラロピテクスといえば最古の人類といわれ、約400万年前から200万年前に地球上に存在していたようです。
人類といってもその姿はチンパンジーのような風貌であると考えられており、とても今の現代人とはほど遠い姿だったようです。
その後、古代エジプトなどでは王の埋葬品として枕が出土しています。
●古代においては丸太や平たい石をそのまま、あるいは藁やマコモ、スゲなどの茎を束ねて枕として利用したが、木材・石材の加工や布の染色と裁縫、陶磁器製造の技術進歩に伴い、枕は重要な工芸品になり、まず中国で丹念に装飾された布製、陶磁器製の枕が広まり、中世ヨーロッパでも広く貴重品として売買された。
●ヨーロッパで今のようなまくらが使われ出したのは12世紀に始まった十字軍の遠征からだと言われています。アラブで広く使われていたクッションが、十字軍によってヨーロッパに伝えられ、ヨーロッパの気候に合った素材でまくらが作られるようになりました。
寒さが厳しいヨーロッパでは暖かい羽毛を使い、眠るときは背中までスッポリとまくらで覆いました。
つまり、枕は防寒のためだったのです。
またベッドの上で起き上がったときに、体を支えるためにまくらをクッション代わりに使っていました。
貧しい人は縫い合わせた布に藁などを詰めた簡単なものを使用していました。
このような構造に変化をもたらすこととなったのが産業革命です。産業革命とは18世紀半ばから19世紀にかけて起こった産業構造の大きな変化です。
工場制機械が導入することによって様々な製品の製造が機械化されました。特に織機や紡績機の進化は生産性を飛躍的に高めていくこととなります。この産業革命によって枕の製造コストは大幅に下がることになり、安価な枕が大量に生産されるようになり一般大衆にも広まっていくようになりました。
●日本の古墳時代には、古墳の被葬者に対して、埴製(例、燈籠山古墳)・石製・琥珀製(例、竜田御坊山古墳)など多様な材質の枕を用いた。
これらは権力者の文化であり、死者に用いる枕文化である。これらの枕文化は当時の加工技術を知る上でも重要な考古学資料となっている。
●江戸時代以前の日本では髷(まげ)の形を崩さないようにする必要があった。そのため、箱の上に布製の括り枕を取り付け、高さを上げた枕が使用された。 こうした枕は安土枕と呼ばれ、男性用と女性用では形状が異なった。
箱の多くには引き出しがついており、小物や金品など貴重品を入れる金庫の役目を果たしていた。そのため、盗人のことを「枕探し」と呼び、火事の時は枕を抱えて逃げた。また、引き出しに春画を入れることも多く、「枕絵」と呼ばれる所以となっている。
様々な文化において、枕は生や死と密接に結び付けられている。日本語のまくらは、たまくら、つまり魂の倉が語源であるとする説がある。 かつては海難事故などで葬儀の時に遺体がない場合に、故人の使っていた枕を代用する風習があった。
枕の語源は魂の倉 〈まくら〉の名称は古代からそのまま変わらず,すでに《古事記》《万葉集》にも〈麻久良〉の字をあてて記されている。語源については纏座(まきくら),頭座(あたまくら),目座(まくら),魂倉(たまくら)などの説があるが,枕に頭をあてがうと魂が肉体から遊離して枕の中に宿る,これが睡眠であるとすることから,魂の倉(容物(いれもの))とする説明がもっとも妥当であろう。古くから枕をまたぐな,蹴ったり投げたりしてはいけないといわれたり,また死後も魂が枕に宿るなどと考えられてきているのもこのためと思われる。 世界大百科事典 第2版の解説 |
ちなみに、ホテルに行くと1つのベッドに枕が2つ置いてあることがあります。現在では枕の高さなどが選べるから、寝転がる時に使うといった理由で置かれているのが実際の理由かもしれませんが、本来の理由は異なります。
実は、2つ枕があるのは、ベッドの下に護衛兵をつけ、睡眠中に何かあった場合に備えるためといった理由がもともとの意味にはあります。是非ホテルに宿泊される際に2つないかどうか確認してみてください。枕一つとっても様々な歴史があるのです。
枕の字源 ちなみに漢字の方の「枕」は後になってからできたようで、木偏はその材質を示すのはもちろんですが、つくりの「冘」(いん)は、「甲骨文字は水の中に牛や羊を書いた象形の字。洪水などのとき、牛や羊を犠牲(いけにえ)として川に沈めて祭るという意味」だそうです。 犠牲をしずめる意味から、この字が使われているものはすべて「しずめる、しずむ」の意味となり、「しずむ、しずまる」、の意味となり、「うもれる、かくれる、ひそむ、しずか、おちつく、ふける」などの意味に用いるのだそうです。(白川静 『常用字解』) 枕=木 +冘 頭でおしさげる木製のまくら 冘 → 図 人の首の付け根にかせをはめ、押し付ける姿
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「まくら」は英語で「pillow」。 「pillow」の語源はラテン語の「pulvīnus(クッション)」だそうです。 ですから、アメリカではクッションのことを「pillow」というそうです。そっれじゃあ枕は? というと、ヤッパリ「pillow」。 クッションの方の「pillow」 は、そもそも「throw pillow (投げっぱなしの枕)」という言葉が省略されるようになって、単純に「pillow」と呼ばれるようになりました。 イギリス人は「それじゃ、違いが分かんないじゃない?」と言いますが、アメリカ人は「おいてある場所が違うんだから、間違うわけないでしょう」と言います。 ちなみに、イギリスではクッションは「cushion」だそうです。 |
1日の終わりに、神聖なものである「頭」と「気持ち」を休める場所、それが「枕」なんです。
したっけ。
【かってにせんでん部】
minimarche
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雑貨(Tukuru ・nagomu) 0155-67-5988
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