矛と盾を売る
中国の故事に『矛盾』という言葉があります。
韓非子の中にある話です。ある商人が防御をする盾を左手に持って売っていました。どんな矛でもこれを突き抜けません。そして今度は右手に持っている矛を掲げて、この矛で破れない盾はありませんと言っていた。それを観ていた通行人は右手の矛で左手の盾をついたらどうなる?と質問した。商人は答えられなかった。
海外にすし用のガリ(甘酢生姜)を売る仕事と韓国のキムチを日本人に売るのは心情的に矛と盾を商うことと似ている。もちろん矛盾とはならないのだがどうやら調べてゆくと色々な問題が出てきそうだ。
過日麻布十番にある在日韓国人歴史資料館に行ってきた。昔は入場無料だったそうだが今では有料となっている。ここはミシュラン的には★の対象外だが意外な事実やそれぞれ一部の人は知っていて、それでも伝えることなく沈黙するところとなっている。キムチの歴史もこの沈黙で記録のないものを明らかにすることから始まるしかないのだろうか。味というものは変化が激しく、おいしいと思った食品も十分食べると飽きてくる。
中国の故事に『矛盾』という言葉があります。
韓非子の中にある話です。ある商人が防御をする盾を左手に持って売っていました。どんな矛でもこれを突き抜けません。そして今度は右手に持っている矛を掲げて、この矛で破れない盾はありませんと言っていた。それを観ていた通行人は右手の矛で左手の盾をついたらどうなる?と質問した。商人は答えられなかった。
海外にすし用のガリ(甘酢生姜)を売る仕事と韓国のキムチを日本人に売るのは心情的に矛と盾を商うことと似ている。もちろん矛盾とはならないのだがどうやら調べてゆくと色々な問題が出てきそうだ。
過日麻布十番にある在日韓国人歴史資料館に行ってきた。昔は入場無料だったそうだが今では有料となっている。ここはミシュラン的には★の対象外だが意外な事実やそれぞれ一部の人は知っていて、それでも伝えることなく沈黙するところとなっている。キムチの歴史もこの沈黙で記録のないものを明らかにすることから始まるしかないのだろうか。味というものは変化が激しく、おいしいと思った食品も十分食べると飽きてくる。