年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

佐倉義民傳を観に行く 1

2010年06月10日 | 宅老のグチ
渋谷・コクーン歌舞伎 第十一弾

雨の築地市場の休み。予ねて気にしていた佐倉義民伝を観に渋谷に向う。もちろん切符は取っていない。満席なら都立中央図書館行きと決めて現地に向う。当日券は観客席の僻地ともいえるところを発売していて、予め不満が出ないように席が悪いとか一部のところが見えないとかネガティブな案内で、それでも9000円出して切符を殆どの人が買っているのでびっくり。しかし行き当たりばったりの観劇なのでもちろん修行と思って3500円の立見席となる。15分前に行列を作って係りの女性の案内で現場に到着。切符売り場で言っていて前の席の人が前のめりで観劇したとき、その後ろの席である立見席から一部見えないと言っていたが前のめりで観劇する姿は見えず、95%近くは見えた気がする。それよりラップセリフが聴きにくく意味が伝わらず理解が出来なかった。今の米あまりの時代に農民劇をやる不自然さは真の感動を呼ばない不自然さを感じた。
 今の東京の観客で江戸時代の百姓の生活は解るのだろうか。宗吾霊堂の中にある史料館では当時の下級役人の浪費を指摘していた。今の事業仕分けでで独立法人の経費の使い方が問題となっていたが、江戸時代の当時もその様な問題が生じていた。
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