年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

年度末に向かって

2012年02月15日 | 築地市場にて
年度末に向かって雑用が増える。今年度の見通しと来年度の見込みを聞かれる。今年に限って「前年比」と言う言葉の価値がない年はない。昨年の今頃は都議会の豊洲市場汚染処理の予算が都議会で通過するかどうかまた都知事の選挙で誰が立候補するかどうか騒がれていた。3月11日に東京都の23年度予算が通過し、石原都知事が選挙に立候補する会見をしていた時、地震があった。東京都の諸課題を論戦することなく選挙が終わった。
 食べ物も昨年の今頃は食品の農薬汚染の問題だけだった。ところが今では農薬汚染の連絡は激減していて、日々連絡が来るのは放射能によって汚染された食材のことだけである。検査機器の充実と検査体制が整ってきたようである。
電気だって価格が急上昇することも節電することも去年の今頃は考えていなかった。ただ築地市場が老朽化していて何時でも電源遮断事故がある事だけ考えていれば良いだけだった。東京都だって豊洲市場建設だけで豊洲付近に発電所建設など考えていなかったと思う。全ては3月11日から始まる。
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