年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

築地市場外ガソリンスタンドの廃業

2012年02月07日 | 築地市場にて
築地市場内を走行しているターレーの殆どのガソリンを供給しているガソリンスタンドが3月末で廃業するという案内書が請求書の中に同封されていた。ターレーの吐きだす汚れた空気を減らすため、東京都は電動ターレーを普及させた影響と思われる。一時は1400軒を超えた水産仲卸も今では700軒ほどとなり、電動化も進んで給油渋滞も少なくなって心配していた。築地市場外のガソリンスタンドの需要は1軒分しかなくなったのだろうか。地下タンク交換の問題も残っているスタンドにもあるはずである。
長い不景気で見切りをつけるところが増えそうである。ようやく戻ってきた観光客数も以前のような雰囲気にはまだ戻っていない。築地市場のバトルロイヤルは今後も続くのだろうか。残存者が利益を得るのだろうか。ターレーのガソリン容量は小さく、場内走行でも一日おきの給油となる。遠くのスタンドまで給油にゆくことはできない。これでまた電動ターレーが普及する。

消防法改正で、スタンドの地下に埋められているガソリンや灯油などを保管するタンクの規制が大幅に強化されました。埋没後40~50年を超えたタンクは油漏れを防ぐために内面を繊維強化プラスチック(FRP)で加工するか、地下に電極を埋め込み電流を流すことで腐食を防止する対策が義務付けられます。廃業するにしても土地を売るため地下タンクを撤去しなければならないし、万一地下タンクから油漏れがあったら、汚染除去工事をしてからでないと土地を売ることができないという。
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