年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

添え物・お通し・つきだし

2012年02月27日 | 築地市場にて
漬物は食事の脇役なので勝手に漬物ことを何か書いても、「ふーん」で終わってしまう気楽さがある。
 戦前の薩長史観、戦後の唯物史観やGHQ史観にも福神漬の由来は影響されない。そもそも食べ物の歴史など気にする人も少なく、おいしくなく高価であれば自然と口にすることなく文献に残る事もなく消えてゆく。こんな事だから注意して調べなければ今ある状態が最初の製品から同じだったと思われるのは当然のことである。しかし、食品を扱っている所で製品の改良改革を行っていないところは少なくない。こだわって意図的に行わなければ昔の味を維持ができなくなっている。品種改良、コスト削減、輸送保存方法の進歩等が変化させる。
 築地市場で江戸時代からある小車(大八車を小さくしたもの)が今でも活躍しているのは古い施設であるからである。生きている江戸時代は必ずしも衛生的でない。
コメント
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