年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

大垣市図書館で

2012年02月17日 | 福神漬
新年の行事で名古屋に行く事があって、終了後東京へ帰ることなく大垣市の図書館へ向かった。目的は口語約小原鉄心伝を読むことだった。
 国会図書館にあるデジタルデータで本を読むことができるのだが漢文の素養が無いので口語約の本が大垣にあるのでワザワザ向かった。図書館員に探してもらったけど明治時代に出た本と大垣郷土資料館の小原鉄心が出てきて肝心の口語約は出てこなかった。駅に帰る途中古書店の看板があったので小原鉄心の本はあるかどうか聞くと『ない』という。店内を探すと江馬細香の父・医師・江馬蘭斎の資料があった。大垣記念で購入。
 小原鉄心は福神漬の命名に関する人間関係の中心にある人と思われる。黒船来航時、浦賀奉行だった戸田伊豆守氏栄はあまりにも開国を主張したため、翌年ペリーが日本の来た時応接の場を外され,閑職に追いやられた。そして戸田氏栄に五男が生まれ、幼名を鉄丸と名付けた。この鉄は黒船を意味するのか小原鉄心を意味するのだろうか。鉄丸は成人して自由民権運動花香恭次郎となった。
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