年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

戦後発行したお札の人物

2012年03月03日 | 宅老のグチ
板垣退助、岩倉具視、高橋是清、伊藤博文、福沢諭吉、新渡戸稲造、夏目漱石、樋口一葉、野口英世
この人達は野口英世を除くと、福神漬の調査に一回は出てくる人物である。
 中々野口英世が出てこないと思っていたら、福島県会津出身の田崎公司さんの本からたどりついた。田崎さんの名前を知ったのは花香恭次郎の資料を探している時出会った。自由民権運動100周年でも忘れられていた花香をどうして知っていたのだろうか気になっていた。彼は千葉大学にいたようで千葉の自由民権運動と福島の共通の人物として花香を取り上げたようである。
「野口英世-21世紀に生きる」小暮葉満子編 田崎公司編
この本は野口英世が世間に注目される人物となった横浜検疫所保存運動から出た本である。田崎さんは会津世直し一揆(ヤーヤー一揆)から猪苗代湖周辺の複雑な歴史を記述している。会津藩が明治政府に降伏すると、たちまち藩政崩壊による権力の空白状態に乗じた民衆蜂起が勃発した。戊辰戦争の複雑な経過と会津藩の重税に対し、会津藩でも一番貧しい人達が住んでいたところから反乱があった。野口英世伝説を歴史学者の目で少し書いてある。
コメント
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