年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

新しい浅漬製造新基準で

2012年12月03日 | 築地市場にて

10月1日に漬物の浅漬けに関しての製造基準が改定されると言う報道があった。日本全国では4万社を超す野菜を加工する製造所があるという。日本の全国で漬物加工業者の団体は約1500社しかないので殆どが知らない業者である。カット野菜等の加熱しないところも今回の野菜の汚染問題は同様の問題を引き起こす可能性がある。
 今漬物の業界新聞には残留塩素臭の少ない殺菌水製造装置の広告が多く出ている。聞いたところでは350万円ほどであると言う。さらに大量の水が必要なので大幅なコストアップとなる。価格転嫁の出来ない浅漬け業者はどれだけ消滅するのだろうか。大坂の浅漬け業者が倒産した。
 報道によるとカット野菜やカットしたフルーツ等もどうやらこの基準の該当商品となりそうである。栄養や味覚を減らさないで細菌を減らすことが可能なのだろうか。

 最近の漬物業者の殺菌工程を聞くと塩素処理と併用する技術で残留塩素臭を除去していると言う。
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