年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

暴風 全般気象情報 第3号から

2012年12月07日 | 築地市場にて
この時期の暴風は江戸時代には漂流民を発生させる天気だった。東京海洋大学図書館電子化資料の中に石井研堂のコレクションがある。江戸時代の日本人が漂流した記録である。この記録を見ると旧暦10月から12月にかけて漂流した記録が多い気がする。一年で一番物流が増えるのが今でも年末である。この時期の暴風雨によって遭難する。今日の暴風は昔なら遭難船が多数出ただろう。荒れた海で物流が少なくなり、高騰した商品相場へひと稼ぎしようとした冒険船主が荒れた海でも出航することとなる。
 福神漬の元祖、源流を探ると伊勢出身の河村瑞賢を挙げる人がある。江戸時代初期に日本近海海運網を作った人である。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする