年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

小林清親の浮世絵を見に行く

2012年12月10日 | 築地市場にて

年末にもかかわらず気分転換で都下の花小金井のガスミュージアムへ行ってきました。12月24日まで小林清親の錦絵が展示してあります。今回の『小林清親』展は光の浮世絵師と副題がついています。明治9年から14年にかけて作品で絵師として新時代を切り開いた作品でした。しかし14年を過ぎると團團珍聞との付き合いから風刺画へ向かったようです。
 浮世絵の解説文からジャーナリズム性が明治の浮世絵に内在しているというのがありました。江戸の風俗を伝える報道としての役目が浮世絵にあったとは知りませんでした。明治初期の庶民の読み物として絵入り新聞が発達したのは浮世絵というものに親しんでいたかもしれない。
 小林清親、原胤昭、梅亭金鵞、鶯亭金升等が複雑に絡んだ人間関係で福神漬の命名に出てきます。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする