年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

三菱一号館美術館の本

2012年12月06日 | 福神漬
三菱一号館美術館-丸の内に生まれた美術館
三菱地所株式会社編集
2012年7月発行の本がもう図書館で借りることが出来る。三菱の東京に於ける不動産取得時期と明治9年頃までの南茅場町の沽券(江戸市中の町人地の土地に関する売買契約書)の食い違いが気になっていた。三菱一号館は明治の面影が残る建物である。
 荘田平五郎、ジョサイアコンドル、曽根達蔵の名前が三菱一号館美術館の建設に関係者として出てくる。曽根達蔵は唐津藩主と共に上野戦争後仙台まで行っている。曽禰中條建築事務所つくり、多くの三菱関係の建築をしている。曽根と共同事務所をつくった中條精一郎はまた福島県郡山に関係していた。建築家中條精一郎の子宮本百合子は郡山安積開拓地の悲惨さを描いて小説家として世に出た。
 福島県郡山市の発展の基礎を築いた開成館には石井研堂を指導した教師が勤めていた。
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