年末になると今年死去した人のテレビ番組がある。先日の築地本願寺の中村勘三郎さんの葬儀もすぐに伝説になるだろう。ところが築地本願寺葬儀で参列者の記録はXJAPANのHIDEの葬儀で5万人だったので今でも語り草となっている。どうやら戦後日本の葬儀で最大の参列者だったようだ。誰かが中村勘三郎の葬儀は1万2千人というので3位という。2位は誰かと調べても勝新太郎は1万人ほどで4位以下となる。今のところHIDEの何回忌かで3万人ほどの参列者があったのが2位かもしれない。やはり1位にならないと記憶からすぐに消えるのだろうか。新築中の歌舞伎座が見える本願寺で霊魂は安心できたのだろうか。
満員電車の中を隣の車両へ移動する人がいる。今の築地場外市場での買い物はこのような状態である。いつもの売り子と違って普段家にいる家族も売り子なって築地に出ている。場内に駐車位置を間違って留まっている車が東京都の放送で呼び出されている。セリも終わり年末の挨拶となるが、言葉だけで明日も出勤となる。