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 年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

ベッタラ市は雨の特異日

2013年10月18日 | 築地市場にて

今年もべったら市の時期となった。過去の天気の統計を見ると10月の中では19.20日は比較的雨が多い。今年の予報も雨が確率が高い。
 ベッタラ市がこの時期となった理由は明治の改暦の影響がある。福神漬のエピソ-ドで重要な役目を果たす内田弥太郎(五観)による太陽暦の採用で旧暦10月の恵比寿講の添え物の道具をそろえる市が1ヶ月前となった。このため大根の甘みが不足し、品種の改良とか早期出荷の工夫とか、ドイツから入った人工甘味料(サッカリン)の使用とか様々な歴史をもたらした。ただマイナーな食品である漬物は歴史を調べる人もなく今ではなぜだか解からないことが多くなった。
 ベッタラ市の雨の多さは大根1本の値段が1000円を優に超える価格となった。
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