年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

福神漬の謎2

2013年10月26日 | 福神漬
内田百は、鉄道に乗ることを目的として鉄道旅行を行うことを好んだ。そして福神漬の缶詰が好きだった。缶詰は文明開化の味がするという。福神漬の語り部でもある鶯亭金升の父長井昌言は明治の鉄道開業時に工部省鉄道関係の仕事をしていた。また根岸の文化人集団は上野から鉄道車中で福神漬の缶詰を開けて酒を飲んでいたようだ。(幸田露伴)
 どうも鉄道と福神漬缶詰は文明開化の象徴と捉えてはどうだろうか。
コメント
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