年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

ストーカ-除け神社

2014年01月07日 | 築地市場にて

神社仏閣も営業努力をしなければいずれ競争に負けて衰退してゆく。信者参拝客を増やすため新しい災難を創造する必要がある。ふとそう思った。千葉県に初詣の参拝客が3三百万人を越える成田山新勝寺がある。この神社は今ではよく知られているが江戸時代は隣の火災除け祈願として芝山仁王尊 観音教寺が有名だった。しかし明治時期に鉄道誘致に失敗し、今では無名になってしまった。反対に成田山新勝寺は歌舞伎の市川団十郎と手を結び宣伝歌舞伎を上演して今の興隆をもたらしている。
 江戸時代では神社仏閣の参道で参拝客の物品販売がさかんとなった。この中に漬物がようやく商売として成り立つようになったようだ。縁結びの神社は数多くあるが縁切りの神社は少ない。築地の波除神社はスト-カ-除け神社で発展したらどうだろう。これも今の時代の一種の災難かもしれない。
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