年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

準公金 中央卸売市場会計

2016年10月17日 | 築地市場にて

豊洲の問題がなければ、毎月東京都に支払っている築地市場の使用料の納入書類を深く調べることはなかった。銀行で準公金と印刷されて通帳が戻ってくる。調べると学校の給食費のような種類の金を役所等ががまとめてお金を管理しているようなことを言うようだ。豊洲の報道で都民の税金とよく言われるが中央卸売市場は都のシステムでは別会計で直接的に税金を投入するのでなく間接的に税金が入っていると聞いている。

 築地市場の跡地の売却を狙った今度の豊洲移転延期騒動の根本である。築地市場関係者が十数年前の築地市場内での再整備案が内部の混乱で中断したことを忘れている。多分豊洲を断念しても、もっと築地から見て豊洲より、より遠い埋め立て地しか予定地案が出ないだろう。今の混乱を思うとどうして築地で再整備できなかったか悔やまれる。当時は築地に勢いがあった。今は自主性が消えるくらい力がない。TV報道は過去の勢いのある時を基準としているようだ。風評被害を吹き飛ばす力は今の築地にはない。

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