10月19・20日は日本橋のべったら市が開催されるが、コロナで中止となった。それなりの人出と出店の多さは目立つので道路上でサラ-リ-マンたちが飲んでいる風景は東京では珍しい風景だった。
この時期は一般のス-パ-でもべったら漬の特売企画があったがことしは残念企画となったようだ。
江戸時代から明治の時はべったら市が年末商戦の始まりだった。今はフランスワインの新物解禁の日しか消えたようだ。過去の日本の解禁風習は殆ど報道されなくなり、異国の解禁が騒ぎとなる。日本の農業技術の発展は古い仕組みを破壊することから明治時代に進んだ。べったら市に使用される大根の品種改良は暦の改変で市の開催時期が一月ほど前になったため、寒くならないとよい大根が出来なかったのを種とか栽培方法の改良で明治末期には練馬の大根がブランド化した。アブラナ科の植物は交雑が激しいので油断すると変化する。
何か解禁のあるイベントが望まれる。