良くことわざで沈没する船からいち早く逃げるのがネズミという。そう言えば干支の一番初めにネズミとなっているが足の遅い牛に載って遅刻しないように付いて行き、最後に飛び降りて一番になったと言う逸話もある。
築地市場が10月6日に閉鎖されて今日で2周年になる。随分昔と言う感じがする。あれほど騒いでいた多数見かけていた太めのネズミは何処へ行ったのだろうか。豊洲へ移転後、封鎖された築地市場のバリケ-ドは高く、地面に食い込んでいてとても脱走して、銀座.築地場外市場へ行った気配は無い様だ。すると餓死しかないが目撃情報は無い様だ。民主党政権前の菅直人さんが新聞記者を引き連れて築地川を視察した。幅10Mくらいの水たまり。潮の満ち引きで流れはあるがネズミが浜離宮のネグラから通勤してもおかしくはない距離である。石垣の隙間は絶好の子育てで安全安心と思われる。
引っ越し前に築地市場がみんな大掃除していたので危険を察知しいち早く逃亡したのだろうか。
ミドリの狸の口車に騙され2年がたって、跡地には更地が残った。コロナで余裕資金が消えた東京都の財政は狸のドロンで売ってコロナ対策とするのだろうか。