年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

老人の日 9月15日

2021年09月15日 | 宅老のグチ
祭日の敬老の日と老人の日は異なっていて、百歳の政府からの表彰状は昨年は安倍さんだった。今年はかろうじて菅さんで来年は別の人となる。政府のお祝い担当者は焦っていただろう。
 今年の百歳になる人は43633人で昨年に次いで4万人を超えた。百歳以上の人は8万6千人で昨年より6060人増えた。
 新聞でははっきりと書かないが感覚では百歳になった人の半分は101歳にならない。そして101歳から102歳へはまた半分去ってゆく。そして110歳になると千人位となる。人生100歳というけれど男性は1割ほどである。女性が圧倒的に多いのだがこれの分析で身体的な部分の医学的説は理解できるが精神的なものでどう長生きしているかということの説はまだ知らない。
 栄養士の作る長生き食はおいしいのだろうか。中国の高齢者施設は日本より太めの人が目立つという。うまいものを食べて生きる。油や塩分が多くなる。

  貧食で長生き日本。豊食で短めの老後の中国

 百歳の母が8月に特養に入ったが、厚生労働省の統計では特養の平均入居年数は4年という。少しは病院に転院したりするのだが殆どは死亡のようだ。すると予想よりかなり早く特養に入れたのは、欠員が増えたのと、コロナで面会が出来ないということで入居希望者が減ったのだろう。コロナはどうも施設にも容赦しないようだ。すでに母はワクチン2回接種で3回目もありそうだ。

 トランプのババ抜きとゲームがあるが実際はジジ抜きの方が実態に適している。
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小伝馬町の牢獄の模型

2021年09月14日 | 宅老のグチ
河鍋暁斎と梅亭金駕の暁斎画談で何か違和感があって、その違和感を調べるため、中央区京橋図書館の郷土資料室を訪問した。京橋図書館は都外の人から稀に地下鉄京橋駅付近で探す人から電話があると郷土資料室たよりに書いてあった。一番近いのが新富町駅で二番目が築地駅で3番目が東銀座駅だろう。
 郷土資料室の司書の方に頼んで小伝馬町牢獄と石川島人足寄場の絵のある史料を探してもらった。小伝馬町は十思プラザに模型があるという。
 石川島の資料は重松一義氏の石川島徒刑場絵図という明治4年の絵のある文献を出してもらった。その文献だと明治4年の石川島監獄場は33500坪ほどあったようだ。石川島は火付盗賊改の職で有名だった長谷川平蔵が犯罪者の厚生施設で菜種油を作るところで、さらに人足寄場内で野菜栽培をしていたようだ。
 図書館で教えてもらった、十思プラザは20年ほど前にべったら市の調査の時に訪問していたのでうっすらと覚えていたが地図を見ないで行ったので、小伝馬町駅付近で迷った。ようやく小伝馬町牢獄で死去した人の霊を慰める寺院を見つけ、十思公園で案内板で概要を知るが肝心の牢獄の模型のあるところが見当たらなかった。十思公園はもともと小学校の跡地で前の時はまだ校舎が残っていて今とは雰囲気が異なっている。やっと十思プラザに入ったが受け付けの人が昼休みで通りすがりの人に尋ねると別のところだという。プラザを一周しもう一度受付に戻り、ノックをして休憩中の案内人に聞くと隣の温泉施設にあるという。プラザは中央区の介護施設となっていた。
 温泉施設に入ると、聞く前に小伝馬町牢獄の模型があった。大きさは畳2枚を超える。河鍋暁斎の画談に描いてあった牢獄はどう見ても二階建てで今までの文献ではそのようなことはなく違和感があった。さらに女性と男性の牢獄が絵では一緒でこれも違和感があった。模型ではやはり区分けしてあった。さらに流人の牢獄も別にあって、ここの春秋の2回の島送り船の出発まで小伝馬町で待機していたようだ。
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納豆で気分が悪くなり

2021年09月13日 | 宅老のグチ
いつも平気で食べている納豆で夕食後気分が悪くなった。この気分の記憶が今年2月に腸閉塞になった時と似ているのでネットで調べるとやはり納豆で下痢する人があるようだ。大腸過敏症ということらしいがそこまでは酷くないので、数回トイレに行って収まった。花粉症の様にある時突然現れるのだろうか。今後は納豆で食べる回数を減らし、量を抑えていきたい。
 今朝になると普通の気分となっていた。家庭ごみのところでガサガサ音がしていたので見ると、家の柴犬がごみ漁りをしていた。最近ごみの出す日にカラスの姿が見えなくなったが、まさか家の中で柴犬がいたずらするとは油断していた。ようやく食欲が戻ってきたのだろう。
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明治大学のワクチン接種

2021年09月12日 | 宅老のグチ
神田駿河台の明治大学に刑事博物館があって、そこには江戸時代の拷問器具などが展示されている。河鍋暁斎の伝記の牢獄の絵で少し疑問があったので訪問したところ、博物館の入り口付近には多くの明大生がいてワクチン接種会場を通り抜けないと目的地には行けないので、今はコロナ感染の一番危険な環境と感じ、博物館行きは急遽やめた。今のコロナの新規感染デ―タでは10代から30代が過半を占めていて、65以上の高齢者の割合が減っている。明大のHPだと今月終わり頃に1回目のモデルナ接種が終わ1週間ほど空白がありそうなので、そこで行くことにする。
 行列を見た限りではやはり若者もワクチン接種に焦っているいるようだ。来年になれば就職面接の条件でワクチン接種の有り無しで分別されるかもしれない。今はワクチンを打てなくても言い訳は平等だが来年になると言い訳に医師の診断書とかが必要となるかもしれない。
 デルタ型は中国の監視カメラでもすれ違っただけで感染する可能性がある。若者は感染しても過去のコロナの記憶があって、行動制限が緩いようだ。高齢者の行動は自由がきいて、時間もあるので予定を先送りできる。しかし健康時間がドンドン減るのでやりたい時間をどう確保するか悩むが若者のタムロするところは今は避けたい。
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京急天空橋駅で羽田空港のシャチの大群を見る

2021年09月11日 | 宅老のグチ
歩いて多摩川河口から上流の羽村まで歩く計画を立てているが下調べで徒歩の無事を願いつつ、穴森稲荷からバスに乗って、六間通りを経由のバスに乗った。大回りとバスの運転手に言われたが暑いのでバスの中で観光しつつ羽田空港の回りを通過した。天空橋駅に近づくといつもなら広い羽田空港が目に入るのだが、大きなJAL・ANAのマークが入った海の王者シャチのような旅客機が多数駐機していた。優に20近い。コロナで飛ぶことも出来ずにいる。この風景が今の日本の観光状況を示している。
 マクドナルド環八大鳥居店が昨年8月1日に閉店となったところが建設工事が始まった。バスの車内なので建築案内板を見ていないので判らないがホテルかマンションだろう。ホテルだったらコロナの収束を期待しているのだろう。格安航空は早朝出発が多いので京急空港線沿線のホテルは需要は多い。
 京急空港線は穴森稲荷の参拝客需要から鉄道が始まった。同様の例は関東では川崎大師、池上本門寺の池上線、成田山新勝寺が京成成田線など多数の線路がある。これは多分阪急の小林一三の影響だろう。
 天空橋駅の脇の海老取川 に羽田空港と漁師町との間に橋が架かっている。これを弁天橋と言って、安保闘争の時はいつも学生と機動隊が橋のところで激戦していた。最後は大田区内の線路で石合戦をしていて、線路が駅付近のところがアスファルト舗装になった。今でも弁天橋付近は漁師町の雰囲気が残っていて、多くは空港関係の仕事をしている。ここから多摩川の散歩が始まる。

 9・11は飛行機がビルに特攻した記念日で、二機目がビルに特攻した時生中継だった記憶がある。あれから20年経ってテロは激しくなって、安保闘争が太平洋戦争の名残で今はテロとコロナ戦争の最中で過去の知見は役に立たず、かえって妨害しているように思える。それはアジア太平洋戦争のことが今の時代に対応できないからと思う。昔は女性が一線の戦闘員になることは稀だったが今ではイスラエルのように普通となりつつある。

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「町方書上」本所

2021年09月10日 | 宅老のグチ
コロナの緊急事態下で人のいない時間と場所を狙って江戸東京博物館図書室へ行ってきました。図書室は7階にあって、墨田区江東区から湾岸地域がよく見えます。この7階は江戸城天守閣の高さと同じと窓際の景色の説明に書いてありました。
 予想通り、図書室は一人しかおらず、司書の方が数名だけでした。ここで町方書上6巻を手に取り、本所1丁目(戦前の地名だと厩橋1丁目)を調べました。

「町方書上」本所 江戸東京博物館友の会翻刻

文政期の本所
北本所番場町 174頁  今の本所1丁目
北本所新井町 172頁  今の本所1丁目・2丁目
南本所外出町 204頁  今の本所1丁目
南本所石原町 199頁  今の石原1丁目・2丁目 横網2丁目・本所1丁目
南本所新井町 214頁  今の本所1丁目

南本所石原町に小普請組長井五右衛門様支配 桜井弥五郎  
       小普請組世話取扱長井五右衛門様 長坂三之丞

 この文献から、夢酔独言に出てくる麹町2番町の長井五右衛門は本所に住んでいなく、配下の武士のようだった。なお勝海舟の父の小吉は平山行蔵で剣の修行をしていたという。平山行蔵の弟子だった相馬大作を捕縛したのが長井五右衛門昌純で剣の達人であってもおとなしく捕まり、切腹した様だ。この件の文献で岩手県史では長井五右衛門の捕縛時のやり方の評判が悪い。従って、子孫である鶯亭金升も日記には詳しく書いていない。演劇の演目になったようだ。
南本所石原町は関東大震災と昭和20年3月10日の大空襲で被災した人々の慰霊堂があるところで、ほとんどの資料は二回の被災で焼失しているようだ。

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コロナの戦後文学が生まれる気がする

2021年09月09日 | 宅老のグチ
今は出版業界は紙離れで苦境という。その中でコロナの戦後文学が生まれる気がする。そこにはオリンピック開催年という2020年の正月からひと月も経たず暗転した日本を誰も予想していなかった。2019年暮れには知る人は中国で未知の病気があったことを知っていたようだ。日本でも一部の人が知っていたが、オリンピック開催で4000万人の観光客を日本に集める声には中国人観光客を水際で阻止するという判断は誰もできなかった。
 日本の感染病報道が一般に知られたのは、札幌雪祭りと中国春節休暇の観光客から北海道で感染が広まり、北海道知事の学校閉鎖騒動から、今度のコロナ内戦が始まった。過去の中国由来の感染病の恐怖を煽った日本で比較的蔓延しなかったことがワクチン開発予算の減少という油断した。
 10年も前の日本と外国人観光客の数が異なり、感染者の追跡調査も追いつかなかった。その上、過去の感染制御体験で何もしなくても、日本で広まらなかったので準備も緩くワクチン接種の失敗のトラウマで仮許可を厳密にした。今から思うとこの措置がワクチン接種開始を遅らせ、デルタ株で効果が薄れ、今でも苦戦している・
 その結果、コロナ対策戦は悲惨な敗戦となり、菅首相の退陣となった。先進国と言われた日本が二流国に下がった瞬間でもある。欧米はワクチン接種の促進ですでにコロナ以前の状態に戻る目途がついたが日本はオリンピックという金肥(税金)を撒いても、自国民でさえ観客席になく、施設は全て税金の無駄の象徴となった。オリンピックの経済効果を招致した時計算していたが、今はどのようなリスクがあったか天災扱いとなってだれも責任はとることはない。先の戦争で軍事指導者の多くは無罪を表明していた。自決した人も記録を残さず、無責任ともいえる。どこから戦争に行って、どこに敗北の原因があったか記録を残さないと後世の批判に反論できない欠席裁判となる。

 先の戦争後に無頼派と言われる作家がいた。坂口安吾の文を読んでいると、戦後に書いたように見えるものが戦前・戦中で書いてあったことを知ると検閲という時期に良く書いたと思う。今強行行事が終わって、反オリンピック派は開催したら、コロナ感染者が一日で2万人増えるといってたが無観客で減りつつある。逆に愛知の音楽イベントでオリンピックで感染者が増えなかったので油断し、感染拡大があった。自宅でも感染するので、今後は家でも沈黙食になりそうだ。
 他国の例から、コロナの制御から共存の関係に持って行き、経済を活性化しないと、鎖国にするしかない気がする。今までと違う人との関係があって、ここから何かが生まれる気がする。
 震災や戦災と違って、不意に来たコロナは過去の知見を次々と否定し、心の破壊を静かに行っている。これを打ち破る希望の文学はないのだろうか。

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犬死に 柴犬の病気で

2021年09月08日 | 宅老のグチ
もうじき13歳になる柴犬の調子が8月の終わり頃から悪くなって、食欲も減り、一日中寝ていて、いつもなら散歩を催促するのに、それもダルそうで抵抗歩きをする。
 ネットで調べると13歳から14歳が柴犬の寿命で、稀に20歳まで生きる柴もあるという。いずれにしても我が家の柴は高齢犬でもうじき(犬死に)に付き合わないといけなくなる。
 辞書では犬死にとは『何の役にも立たない死に方をすること。徒死。むだじに。』となっているが我が家では家族のもめ事の緩衝犬でそれなりの貢献がある。
 彼女にとって(家の柴犬は女の子)、序列1位のツマと寝ていて、エサの時だけ寄ってくる。コロナが忖度のない感染蔓延と同じように、人の都合は関係なく行動してくる。そんな柴が調子が悪く、家内の空気がコロナ感染不安と共に漂っている。動物病院で点滴したのでようやく普通の状態に近くなった。あと一回点滴すれば、元の食生活(ドックフ―ド)に戻れそうだ。今は医者の指示で医療食になっていて、便が今までと違う。体調不良の時は食事もなかったので散歩でも排便がなく、やっと元のようになりつつある。 

 ここまで書いて叔父の昭和20年5月の台湾からの特攻死は犬死にかどうか過去に気にしていた時期があり、さらに今も心が揺れている。多くの特攻本は生き残った特攻隊員のから聞いているのが多く、さらに残された遺書が軍隊の検閲という制限があって、どこまで真実だったかはわからない。戦後76年ともなれば生きていても90歳を超え、不都合と思われていた事実も語るようになったがそれでも戦争ということに、普通の市井の人たちが人を殺すことが平気になるという事実がある。
 今でもテロリストが子供に爆弾を背負わせて、自爆攻撃をする。洗脳されていたという。これも犬死にというのだろうか。普通の人が戦争ということで自衛行動を含めて、人を殺すことが正当化される。生き物を殺し、食料としている人が食事ときに(命を)頂きますということになると同じなのだろうか。肉食していて、平和主義は何か解せない。
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気温が下がって、秋野菜の高騰が心配

2021年09月07日 | 宅老のグチ
いつもなら台風の季節で心配するのだが、今年は政治の世界が強風で、あれほどコロナ一色も今はどこへ政治の風が吹くか視界不良だ。
 天気図を見ているとあと一週間ほど雨が多そうで、仮に降らなくても曇天では生育不良と畑の排水が悪いと根腐れが発生し、さらに気温が高いので害虫がふえ、農薬が雨で流され、虫食い状態になるのもあるだろう。
するとテレビが野菜の高値を心配しているが努力する農家は天候不良でも頑張っているので余計なお世話と言いたい。台風などの被害と違って長雨は農家の技術の知恵比べとおもう。

 秋田の新聞で農家等で自家製の漬物を販売しているところが食品衛生の見地から認可を受けるように指導されて困惑していた記事があった。昔漬物を輸出していて地域の営業営業許可証を添付することを貿易会社から求められたが一部の地域が許可業種でないとわかったときは驚いた。
 昔といってもホンの少し前は漬物で食中毒となることは少なかった。ところが今は塩分を控えたため食中毒の原因となる菌が残っていて食中毒を起こすようになった。さらに自家製であっても袋詰めとなれば商品表示の問題が出てきて食品衛生法の知識がないといけない。そして保健所の講習も受けないと表示や規制が変わり、違反となる。多くの違反は講習を受けていない人から見つかる。保健所の指導員は講習を受けていない人を重点的に見ているようだ。
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漬物は日本食文化でコウモリのような存在

2021年09月06日 | 築地市場にて
今度の感染する新型コロナは由来ははっきりしないが、前の中国由来の感染症はコウモリから来たといわれている。そこで思い出したのが童話でコウモリが鳥でも哺乳類でもない存在の話だった。
 漬物は調べている内に日本食文化の中で特異な存在である。一般には知られていないが、日本人海外移住の資料を集めている、JAICA海外移住資料館で2011年 望郷 夢見るたくわん 広告に見る(タクワン貿易)と日本文化という展示会があった。いまは世界中に広まった日本食文化がタクワン貿易という業界用語を知っている人も稀となった。
 輸出もあれば輸入もあって、韓国キムチの普及の歴史も自分自身で見聞きした。さらに中国からのザ―サイ、台湾からの梅干しの輸入とその発展の歴史も築地で見ていた。
 塩さえあれば、どこでも漬物は作ることができる。従って文献は少ない。空気の臭いの文献と時代的背景などは記録に見えない。記述されない。臭いの感知は危険の合図。コロナで嗅覚がマヒするという。食べ物がおいしくないだろう。味は舌で感じて鼻で確認する。鼻をつまんで食べればダイエットになる。
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2020から21への長い混乱が節目を迎えた。

2021年09月05日 | 宅老のグチ
世界史の中で、情報と人の交流から、恐怖を感じ、知見から対処をするのだが前例がなく、またコロナの変異で勝ったと思われた国も後で見るとそれほどでもなく、対処の遅れた国も出産ということ死者の埋め合わせをしたという国もあるだろう。そこはコロナで負けと判断されるのだろうか。
 近代の労働は家の中ですることから集合し、効率よく働くことが要求され、都市に住むようになった。それがコロナで遠距離・自宅で都市並みの労働を行うことが出来るようになった。

 今はネットで食材も買えるようになった。中国のネットの進化が激しく、前日に注文すれば翌日に届くので、商品の廃棄ロスが消え、さらに店舗労働者からの感染不安が消え、売り上げ拡大中という。購買予測の向上と倉庫システムの進化が不可能を超える気がする。進化が激しく、今日の勝者は明日は敗者となることもある。ちょっと前の京都は外国人観光客でどこも混んでいた。今は悲惨な状況という。昼間に閉めている店舗を見ると閑散感が増す。繁盛している時を知っていればいるほど寂しさが増す。
 どこに不変な消費があるのだろうか。幕末から明治にかけて福沢諭吉が二世を生きたという。昭和20年8月15日の以前に生まれた人も二世を経験している。世の中の価値観が激変する経験だ。今度のコロナも何か二世を経験する気がする。前の二回の激変に比べると緩やかな変化で、気が付いたときは変わっていたということだ。もうじきウィンドウズ10のOSが変わる。半導体不足の時に多分パソコンの動きが悪くなる。
 パラオリンピックが今日で終わる。一応感染拡大論の根拠の行事が終わる。次の自粛破りは何になるのだろうか。先の見えない不安は溜まる。2020オリンピック強行開催で感染者爆発と言ってたが今はそれほどでなく収まりつつある。区の広報では11月にはワクチン希望するする人が2回目が終わる。何か菅首相の退陣で野党の姿が見えない。マスコミ的には野党は反対意見の場で政権抱負は口先提案程度のようだ。財政の事を考えたら、何も新規の案が出な
い。
 財政健全化を考える官僚がステルス増税をもう考えているようだ。社会保険料の一部を増やす、贈与税の枠の縮小等だがこれでは働く人の意欲が薄れる。そして経営者は社会保険料の支払いが少ない非正規労働者を求める。非正規労働者の保護政策が必要で財源は消費税の増税とし、そうすれば雇用の格差が消える。介護保険・年金・健康保険の基礎部分は消費税でまかない、付加の部分を会社が負担すればよい。そうしないと会社内の高齢者社員(リストラ要員)がしがみつき、生産性が伸びない。長期の不況は会社から外れると極端に生活維持の保険料の増大を感じる。半額を会社で負担しているのが消えるというのは知らなかった。今後も高齢者が増えるので、会社にしがみつく人は減ることはない。

 コロナの死者は増えているが、それでも毎年のインフルエンザ肺炎死者の激減が報道されていない。去年の今頃はコロナとインフルエンザのダブル感染拡大をTVで危険性を煽っていた。今年はもうじきインフルエンザの季節となるがどこも心配していない。気分的にはコロナは強力なインフルエンザという感じがする。アマゾンで2000円前後で抗体検査キットが売られている。中国製で日本政府の認可がないという。近所の町医者では5000円で抗体検査を行っている。また今年の春に入院した時、すぐに抗体検査を受け、PCR検査も行った。抗体検査はすぐに判明する。抗体量はすぐに出るのだろうか。ワクチン効果が出にくい、減りやすい人は3度目のワクチンも必要となるだろう。重症化が減れば、重い風邪でいろいろな差別が減る。
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企業の社史で

2021年09月04日 | 宅老のグチ
味の素食の文化センタ-へ一年ぶりに訪問した。以前よりまたコロナ対策が強化され、前は座席指定はなかったが、今はシ―ルドがあっても席を隔離し、座席位置でコロナの濃厚接触者を調べるようだ。さらに変わったのが以前は家政学系学生とライタ―の女性が目立ったが、図書室にいたのは料理人のような男性ばかりが雑誌を眺めていた。コロナ以後の出店を考えているのだろうか。
 野田醤油35年史を出してもらい読む。大正時代の過当競争を避けるため、野田の醤油業者は統合した。35年史にはその経緯を詳しく書いてあった。キッコ-マンの百年史は35年史よりブランド統合の話は少ない。多くの社史は世間的に都合の悪い記事は少し触れるだけで、戦前の最大・最長期のストライキの事は記述は少ない。まだ35年程度では野田市の中では記憶に残っていてうまく書けなかったと思われる。この労働争議の後に町の融和としていろいろな施設が作られた。その中の図書館で叔父は勉強していたと思われる。どんな雰囲気だったのだろうか。

 味の素の図書館で明治屋の社員向けの食品事典を眺めていた。平成の刊行で中を見ると福神漬が消えていた。奈良漬は残っていた。どうやら明治屋の中でも福神漬と会社史の関係は忘れている。ちなみに味の素は明治40年代のサッカリン事件で運よく巻き添えを回避した。味の素食の文化センタ2階にある田島技師の味の素の無害品質証明の日付が昭和だったので、明治の時代の発明だったので日付の件を質問した。味の素の人は知らなかった。多分紛失し、再発行したのだろう。田島博士は警視庁の食の技官で日本醤油醸造事件でサッカリン鑑定に活躍した。
 昭和の味の素の再鑑定の必要性は何の事件だったのだろうか。社史には見えない。
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フェレット

2021年09月03日 | 宅老のグチ
柴犬が熱中症で食欲が消えて、連日点滴を受けている。気温が下がってなき声は元に戻りつつあるが、もう少し点滴をするという。そこで動物病院に行くのだが小さな動物病院なのに患者用の駐車場が4台もあるという。驚くとフェレット を専門の医者は少ないので遠方から来るという。人と違って電車・バスでは嫌われるからと聞くとフェレット は小さいからカゴに入れて交通機関を利用してもいいという。何かイタチのようだが調べると臭いは少ないようだ。泣かないし、一日中寝ているのでひとり住まい向けの癒しという。昨日は夕方4時の時間にチョット遅れたら5人待ちだったという。寿命は12年くらいなので柴犬並みという。
 コロナで人気も変わるようだ。
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年齢により命の選択

2021年09月02日 | 宅老のグチ
いま大げさに命の選択と救急車の配送遅延が叫ばれているがワクチン接種券の配布も年齢で区分されている。さらに今はデルタ型コロナは幼児でも感染していて、12歳以下はワクチン対象外で防御手段が何もない。これも年寄りだって75歳で区分され、健康保険証・運転免許証などのからそのうちカードの色が赤色になってもおかしくない。65歳からイエロ-で75からレッド、85から99までは死ルバ―で100以上は透明色(幽霊色・白衣/白寿)と夢の中で思っていた。
 年齢区分で気になるのはいじめ世代で12歳の区分で同一クラスに接種済の人と希望していても年齢で接種出来ない人・アレルギ-・免疫不全等で打てない人の混在がコロナ蔓延した時の不安が残る。ワクチンは今のところ重症化を抑えるしかないので感染は防げない。

 憲法を改正して尊厳死を認める方向に行かないと命の選択基準があいまいになる。長期介護で疲れて親殺しの殺人者を増やす。百歳になればほぼ全員要介護となる。または元気でも徘徊者となり、目が離せない。ここにデジタル機器をつけて監視するしかない。とにかく介護はやってみないとわからない。
 そして最後は死で終わる。
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目覚ましの柴犬の不調で朝が暗い

2021年09月01日 | 宅老のグチ
ここ数日柴犬の体調がよくなく、いつもなら散歩を催促するのにぐったり寝ている。人なら熱中症のようで医者に行くと点滴処置で少し元気を取り戻す。もうじき秋風が吹けば気温も下がり、落ち着くと思うが13歳になるので気になるところ。 母の介護が特養に行ってしまったので気分は楽になったが世の中は甘くない。柴が元気がないと家が暗い。
 コロナの新規患者数が落ち着いている。データを見ると90%位がワクチン接種者数の限界だろう。以前の予想では80%だったが煽り報道で付き合い接種が増えているとみる。健康な人がかかりつけ医がないので困っているようだ。若者のワクチン希望デ―タが65%位と報道されているが85位になると予想する。ワクチン忌避者の感染死亡報道の扱いが大きい。危険視の人の声が小さくなりつつある。今や子供に新規感染者が移り、12歳以下はワクチンがないので当分数が増える。そろそろインフルエンザの時期なのだが情報がない。
 今日も柴の点滴を受ける予定。気温が下がって食欲が出るといいのだがドックフ―ドは食べずこちらの食物をくれと来る。かわいい。鼻で催促もいつもはうっとおしいが今は許せる。いつかは別れがやってくる。
 9月入り衆議員の解散風が吹いてきた。
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