『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

アルマナック・鈴木

2005年02月21日 | Weblog
市川のライブハウス、アルマナックハウスhttp://www.h4.dion.ne.jp/~almanac/のオーナーとのつき合いはかれこれ30年になる。彼は、若山源三プロダクションやフジテレビのディレクターを経て、今もフリーでテレビ業界の仕事をこなす傍ら、二足の草鞋でライブハウスを経営している。見る限り、儲けは全くなし。自分が20歳の頃にやっていた『三ノ輪モンド』でもそうだったが、純粋にライブハウスをやって演奏の場を提供しようと思ったら、儲け等考えてやってられないのが現実だ。
オーナーの鈴木氏は、その辺をこう語っていた。
『たとえば、アマチュアのバンドにライブチケットをノルマ製にする。すると最初は良いが2度、3度はなかなかチケットが裁けなくなる。音楽をやる場所を提供するのが目的なので、儲けを考えたらこんなやり方は不可能だよ。
巷に、チケット買い取り制のライブハウスが沢山見受けられるけど、あれはかなりサバを読んで売らせている。もしも全員が来たら入れないと云う枚数を裁かせているんだ。これは、一種の詐欺だよね?僕にはそんな事をしてまでライブハウスで儲けようとは思わないよ。』
この話を聞いて、鈴木氏の音楽に対するスタンス、若いミュージシャンを一人でも育ててあげたいと云う気持ちが伝わってくる。
でも氏曰く、『でも、最近の子はギターを弾けないよね?俺たちが普通にやるスリーフィンガー一つ取っても、出来ない子がほとんどだもの・・・・・』
さすがは、マーチンフリーク。鈴木氏のマーチンD-28は67年製のオールドモデル。実にいい音を奏でる逸品。小生のD-35と一緒に弾くと、お互いに共鳴して実にすばらしい音を出す。そういう意味では、小生のD-35も良いギターなのだ。マーチンの話になると、夜通し話しながら、客の居なくなった店で明け方までギターを弾いて遊んで、明け方帰宅。体に良くないが精神的には最高!
コメント
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