ショックな一日

今日は昼過ぎから夜の9時まで劇団の稽古でした。

午前中は、いつもの稽古場で1幕の稽古。
僕の出番が結構あるので、台本にいろいろチェックしながらの稽古。

最初は、僕を誘ってくれたオバチャマとの絡み。
僕はマネージャーと称する、ボーイの役。
荷物を運んで客室まで案内する途中、お客さんの中に素敵な女性を見つけ、荷物ほったらかしでその女性に夢中になっちゃう。

何だか、僕を知っている誰かさんが読んだら
「普通にやってることじゃん」
って言われそうです。（誰かさんって、君だよ！・・・君！）

その後は、非番のときにその女性を追い掛け回す。
次のシーンではなんと、抱きついてキスしちゃう・・・・・
凄く恥ずかしいし、劇団のみんなに冷やかされる。

でも、一番困ったのが相手の女性が僕より背が高いこと。
僕は身長170cmのがっちりタイプ。
相手の女性は180cm近くある。
当然、強引にキスしちゃうはずのシーンが、
彼女を抱いてみると逆に抱かれているような、
なんか間抜けな感じになる。
演出者が、それを狙って僕とその女性を選んだらしいのだが、
僕にすればちょっとショック！笑われるんだろうな・・・・・・

そんなことを夕方5時までやって、場所を移動。

今度はオリンピックセンターのカルチャールームでダンスの稽古。
こちらのほうは、大きな鏡を見て、
振りや配置を確認しながら踊りの振り付け。

背筋が丸まっていない自分を見て、
サッカーで姿勢を良くする事が身に付いていることに
気が付いてちょっと自己満足。

3時間かけて振り付けをして頂いたのに、
通してやってみるとたったの3分。
ミュージカルや芝居って、やっぱり大変だと思う。

最初のシーンの最後の部分は前から２，３，４人と
三角形に並ぶのだけれど、僕は二列目の端っこ。
つまり、前には誰も居なくて丸見え。
自分の体型がモロに判って、もう少し細くならないと駄目かな？
なんて、無理なこと考えちゃった。

でも、なにか変・・・・・
隣はこの間、喜寿のパーティーでお祝いしてあげたOさん。
彼は、ソシアルダンスを趣味としていて、
背格好もすらりとしている。
身長は僕と変わらないのだが・・・・・

鏡に映る姿を見て、ガーン
僕のほうが凄く横に広くて、さしずめプロレスラーとダンサー
いや、ダルマとこけしが並んでいるよう。
格好悪い！

おまけに、僕のほうが明らかに足が短い。
これって、凄いショック。恐れていた事が目の前で現実に・・・・

てなわけで、今日は大変な一日でありました。
来週は、また唄の稽古と別のダンスの稽古がある。
体を絞っても、短足だけはどうにもならないからなぁ・・・・・・