『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

WBCを観て思う

2006年03月23日 | Weblog
WBCで日本代表が優勝!
僕は、サッカー狂いの美中年だが、
実は中学校までは野球少年。
小学生から始めて、中学校ではキャプテンやってました。
サッカーの自由さに魅せられてしまって
高校からサッカーやってるけど
実は、野球も25歳まで二股かけてやっていた。
25歳のときにトヨタに勤めていて、ディーラーの野球大会で
3打席連続ホームランを打ち、最優秀選手になったこともあるし、
社内である職場対抗のソフトボール大会でも4番を打っていました。

てな訳で、自慢話から入ってしまったが今回の野球は面白かった。
ルールがどうのこうの言っても、優勝は間違いない。
本当に凄い。
特に決勝の9回に見せたイチローの適時打には鳥肌が立った。

あの場面、普通のバッターならクリーンヒットを打って、
ランナーは帰還できなかったかもしれない。
でも、イチローは明らかに1,2塁間を
ゴロで抜けるヒットを狙って打っていた。
ゴロで抜ければ、外野の芝生で打球の速度が落ちる。
つまり、2塁のランナーはより確実にホームを踏めるのだ。
あれを狙って打てる技術、そして正確にバットで
コントロールするところがイチローの天才たる証だろう。
他の選手も素晴らしかったが、やはりイチローは格が違った。

あの試合を見ていて、サッカーの人気を持って行かれるのでは?
と、思ってしまった。

考えてみれば、日本のサッカーはレベルが低い。
アマチュアでちょっと活躍したら、
プロでもある程度通用してしまう。
下手をすると、アマチュアチームがプロのチームに
勝ってしまう事だってある。
野球は、プロとアマチュアの差は歴然としている。
まかり間違ってもプロがアマチュアに負けるなんて事は無いだろう。
たぶん、2軍でも本気でやったらアマチュアには負けないと思う。
それくらい、他のスポーツに比べるとプロ野球選手のレベルは高い。
今回の野球は、ツキもあったかも知れないが
やっぱり実力が無ければ決勝では勝てない。

選手や協会が監督に絶大な信頼をおいた野球の日本代表。
野球が、これだけ国民の関心をひきつけたことは、
本当に凄いことだ。
野球を自分でプレイしたことがあり、野球の楽しみや
難しさを経験している人たちが、最高峰のプロ野球選手で
構成された代表を応援する。
これは、ヨーロッパでサッカーの代表を応援する
サポーターとまったく同じ。

サッカーでは、にわか評論家やサッカーを
やったことの無いファンが多すぎて
マスコミも同じようなレベル。
今回の野球を観た人たちと同じレベルの
サポーターが育たない限り、サッカーの日本代表は、
ワールドカップでは勝てないだろう。
そんな野球界がちょっとうらやましく感じた
今回のWBCだった。
コメント
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