『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、楽しく生きる事
周りにも笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

贅沢になったもんだ

2006年07月30日 | Weblog
今日は家に居て一日中、ウトウトと居眠りしてばかり。
先週は出荷のための解体作業で肉体労働の一週間だったので、
慣れない立ち仕事で足の裏が、いまだに痛い。
家の中も、フローリングの床なので足の疲れがいまひとつ取れない。
フローリングなんて、結婚当時は憧れていたのに・・・・・

結婚してから、今の家を買うまでに3箇所のアパートに住んだ。
最初は2K。6畳と4畳半に3畳のキッチン。というと聞こえがいいが
実際は団地サイズの部屋で、4畳半と3畳くらいの広さ。
ベランダも無かった。
それでも、二人きりで共働きだったので駅から5分の場所。
家具は一切買わず、押入れに入れる衣装ケースのみ。
鏡台や箪笥は嫁さんが独身時代に使っていた物を持ってこさせた。
結婚で買ったのは、冷蔵庫と洗濯機、掃除機、エアコンくらい。
テレビなんか、14インチの小さなもので1年間過ごした。
1年後に21インチのテレビを、近所の安売りショップで買って大きな箱を頭の上に抱えて帰ってきた。
初めて見る21インチは「映画館みたいだね」なんて
今考えたら、笑っちゃうようなことで感激していた。

その後、子供が出来て2番目のアパートは江戸間の6畳が2部屋にダイニングキッチンが付いた2DK。
夢に見た、テーブルでの食事が出来るって、テーブルと椅子2脚を15万円で購入。
本当に広くなって、相変わらず押入れ収納で家具の無い我家は広々と生活していた。
子供が生まれて、引き出し箪笥を購入。部屋がだんだん狭くなってきた矢先、面倒見の良い大家さんが破産して、立ち退き。それでも、長屋のように世話になった大家さんに立ち退きが遅れて迷惑がかからないように、アパートの住民に立ち退きをみんなに薦めることを率先してやったら、不動産屋さんが、特別に近くのいい物件を破格で用意してくれた。

3軒目は同じ2DKでも、押入れが大きく収納用のスペースがふんだんにあり、風呂は脱衣所がある上に、洗面所もある。
ベランダも子供の水遊びが出来るくらい広かった。
このアパートは凄く気に入っていたのだが、子供が小学校に入り勉強机を置くスペースが必要になったりで、少し手狭になってきた。

ある日、散歩がてら今のマンションの工事現場にあったショウルームを覗いたら、一箇所だけ両隣に部屋が無い独立した珍しい3LDKの物件を見つけ衝動買い。
最初のアパートから比べると3倍以上の大きさになった。
引越しした当初は、家の中を歩く距離が異常に増えた気がして
「この家は広くて疲れる」などと、嫁さんと話していたくらい。

ところが、最近はなんだか狭くてもう一部屋欲しくなってきた。
人間なんて、本当に贅沢だなぁとつくづく思う。

今の家で、結婚当時からあるものは僕の部屋にある、あの21インチのテレビだけ。
冷蔵庫も洗濯機も、家族が増え大きくなるとともに大きなものに代えてきた。
今はテレビも25インチ。
これだって、4年前に購入したときに子供と
「大きな画面だねぇ」って、言っていたくらい。

人間、どんどん贅沢になるんだなぁと本当に思う。

けれども、決して無理をして借金で買ったようなものは無い。
家族の歴史と共に、家具も変遷を重ねてきただけの話。
そして現状に満足する事も大切だが、少しでも良くしようという考えは、良い意味で向上心に繋がる。
それにしても、本当に贅沢になったなぁ・・・・って思う。
コメント
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