今日は電気回路のノイズ対策が手詰まりになって、
今考えられる最善策を施して、再組み上げ。
高電圧回路は素手で触ると、手の油が放電の原因になるので
手袋をして、全ての部品の表面を有機溶剤で拭きあげて組み立てる。
普通の人がやると、二人で2時間ぐらいかかる。
万策尽きた感じで作業を始めようと時計を見たら8時。
「こりゃ、夜中になっちゃうな」て、応援を頼みにデスクへ戻ったら
全員帰宅した後。昼のミーティングでリーダーが「手が足りなかったら手伝います」
って言っていたのに、なんてことだ・・・・・
仕方なく、一人でクレーンを使って組み上げる事にした。
作業を始めようとしたら、若手の一人が
「何か僕で手伝えるなら・・・・」と、実験室に来てくれた。
嬉しかったです。違うチームの若手なんです。
でも、素人を使ってやるとかえって面倒なので
「ありがとう、でも一人で出来るから、早く嫁さんの所へ帰れよ!」って帰した。
気持ちが嬉しかった。6時にさっさと帰ってしまった連中とは大違い。
少なくとも我チームの二人の若手は、自分の弟子だと思っていた。
「弟子は手伝いに来ないのか?」
他部署の人たちもそう思っている。
でも、僕が勝手にそう思っていただけだった。
まぁ、仕方ないです。
僕が会社のレールに乗った運営をしないからリーダーを交代させられた。
いわゆる、負け犬です。
今じゃ、部署では個人事業主的存在。
それから、一から仕事を教えてきた連中の態度が変わった。
一生懸命育てたので、最近は一人で仕事が出来るようになってきて、
何でも出来る気になっている。
まぁ、それも仕方が無いです。
これからは聞かれない限り、誰にも何も教えないつもりです。
自分で経験して長い時間をかけて覚えるでしょう。
そんな事はどうでも良い。
結局、一人で段取りを決めて黙々と作業を始めた。
一回バラバラにしてから、なんと1時間20分で組みあがった。
製造部の人たちが驚いていた。
我ながら、本当に早かったなぁって感心しちゃった。
「流石はキング(僕は高電圧のキングと呼ばれてるんです)」
と言われて、嬉しかった。
ありがとう!
来週、欧州に戻る人間から帰りがけに挨拶されて
「ヤナカさんの電源、ヨーロッパで有名。オックスフォードの教授が
そこらじゅうで自慢しているからアメリカのユーザーがひがんでますよ」
なんて、話を聞いてちょっと元気が出た。
ありがとう!
それよりも、大変そうな僕を見て声をかけてくれた若手の気持ちが
何よりも嬉しかった。
ありがとう!
今考えられる最善策を施して、再組み上げ。
高電圧回路は素手で触ると、手の油が放電の原因になるので
手袋をして、全ての部品の表面を有機溶剤で拭きあげて組み立てる。
普通の人がやると、二人で2時間ぐらいかかる。
万策尽きた感じで作業を始めようと時計を見たら8時。
「こりゃ、夜中になっちゃうな」て、応援を頼みにデスクへ戻ったら
全員帰宅した後。昼のミーティングでリーダーが「手が足りなかったら手伝います」
って言っていたのに、なんてことだ・・・・・
仕方なく、一人でクレーンを使って組み上げる事にした。
作業を始めようとしたら、若手の一人が
「何か僕で手伝えるなら・・・・」と、実験室に来てくれた。
嬉しかったです。違うチームの若手なんです。
でも、素人を使ってやるとかえって面倒なので
「ありがとう、でも一人で出来るから、早く嫁さんの所へ帰れよ!」って帰した。
気持ちが嬉しかった。6時にさっさと帰ってしまった連中とは大違い。
少なくとも我チームの二人の若手は、自分の弟子だと思っていた。
「弟子は手伝いに来ないのか?」
他部署の人たちもそう思っている。
でも、僕が勝手にそう思っていただけだった。
まぁ、仕方ないです。
僕が会社のレールに乗った運営をしないからリーダーを交代させられた。
いわゆる、負け犬です。
今じゃ、部署では個人事業主的存在。
それから、一から仕事を教えてきた連中の態度が変わった。
一生懸命育てたので、最近は一人で仕事が出来るようになってきて、
何でも出来る気になっている。
まぁ、それも仕方が無いです。
これからは聞かれない限り、誰にも何も教えないつもりです。
自分で経験して長い時間をかけて覚えるでしょう。
そんな事はどうでも良い。
結局、一人で段取りを決めて黙々と作業を始めた。
一回バラバラにしてから、なんと1時間20分で組みあがった。
製造部の人たちが驚いていた。
我ながら、本当に早かったなぁって感心しちゃった。
「流石はキング(僕は高電圧のキングと呼ばれてるんです)」
と言われて、嬉しかった。
ありがとう!
来週、欧州に戻る人間から帰りがけに挨拶されて
「ヤナカさんの電源、ヨーロッパで有名。オックスフォードの教授が
そこらじゅうで自慢しているからアメリカのユーザーがひがんでますよ」
なんて、話を聞いてちょっと元気が出た。
ありがとう!
それよりも、大変そうな僕を見て声をかけてくれた若手の気持ちが
何よりも嬉しかった。
ありがとう!