『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

「体育の日」と東京オリンピック

2007年10月08日 | Weblog
今日は「体育の日」。
殆どの人はご存知だと思うけど、体育の日は昭和39年10月10日に
東京オリンピックの開会式のあった日を記念して制定された祝日。
ハッピーマンデー(何故?横文字になるのか日本の文化は解からない)によって
祝日が日曜日になってしまって、制定の経緯などどうでも良くなっているのが
僕は凄く気になります。
ちなみに月曜日に変更された祝日は、「成人の日」、「敬老の日」、と今日の「体育の日」。

成人の日は元々、1月15日。この日が小正月であり、かつて元服の儀が
小正月に行われていた事によるといわれている。
2000年から1月第2月曜日に変更された。
日本の古い慣習が無くなった今だからこそ、こういう日はきちんと残して欲しい。

敬老の日は、比較的新しい休日で戦後1966年に「老人の日」から「敬老の日」に
改称されたらしい。始まりは兵庫県。農閑期の9月中旬に「老人を大切にし、
年寄りの知恵を借りて村づくりをしよう」と兵庫県全体で「敬老会」を開いたのが、
全国的に広まって国民の祝日になったらしい。
「母の日」のような外国から輸入された記念日ではないのも祝日になった理由らしい。

体育の日は冒頭に書いた通り。
今の若い人は、東京オリンピックが開かれた事も知らない人が多い。
そういう意味では、ハッピーマンデーで日付を変えても本来の意味を
損なわないのは、「敬老の日」だけのような気がする。

東京オリンピックは、僕にとってスポーツの素晴らしさを知った
人生に大きな影響を与えた大会だった。
ヘイズの100mを見て短距離走に目覚め、学校で一番の俊足だった。
100mの学校代表になり、市内の大会で決勝まで進んだ。
優勝候補だったが、油断して6位に終わった。
マラソンのアベベ、1万mのクラーク、ミルズ。体操の遠藤幸雄。
体操女子ではチェコのチャフラフスカ、旧ソ連のラチニナ。
水泳のドン・ショランダー、棒高跳びのハンセン、ラインホルトの激闘。
生で見た競技は感動を呼び、今でも頭に光景が残っている。

かつて体育の日は雨の降らない特異日で、運動会もこの日に開催される事が多かった。
今日は小雨に、時折強い雨が降る生憎の天気。
それだけに、体育の日は10月10日を維持して欲しかった。
コメント
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