『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

古い友と、新しい出会い

2008年10月20日 | Weblog
一昨日の同窓会は本当に楽しかった。
自分がずっと抱いていた、中学生の頃の自分のイメージと
友人が感じていた僕に対するイメージが随分違っていたのだと、
37年経って初めて知った。
自分はもっと目立たない、いわゆる地味な存在で居た気がしていた。

元々、小学校まで目立ちたがり屋だった自分が、田舎から東京へ転校してきて、
卒業まで、何処か都会の連中について行けていない感じが、ずっとあった。
いわゆるコンプレックス。いつも何処かでそういう感じを抱いていた。

そして、その反動から高校に入ってから、少し行動が大胆になった。
サッカー部の練習が無い時は、バイトをやったりして小遣い稼ぎをしながら、
お金を貯めてギターを買って、バンド活動を始めた。
バンド活動も学校の文化祭でやるのなら誰でも出来るからと言って
外部のアマチュアコンサートに出るようになった。
そして、いつしか「私は泣いています」のヒットで知られる、りりぃの前座をやり、
19歳の夏に自分主催のコンサートを中野文化センターで開催した。

その当時に知り合ったのが、今の相方Charlie。
そしてその後にCharlieとトリオで、「演劇集団・円」の研究生の卒業公演で
芝居の中で生演奏をするといった、その当時としては大胆な試みをやっていた。
その頃から、就職なんて眼中に無く、仲間の伝手でライブハウス「モンド」に参加。
そして舞台照明にのめり込み、有名なミュージシャンのスタッフなどもやった。

その後、今の会社に入っても、会社で一番目立つとにかく、「一番」である事に憧れ
後継者を探していた超高圧電子顕微鏡の仕事に飛びついた。
いつも、自分にはそういったチャンスが巡ってきていたのも事実。
でも、そういった運を呼び寄せる力、チャンスが巡ってくる力は
自分で掴んだのではなく、周りに居た人に恵まれていたからだって、いつも思う。

今の趣味、
音楽はCharlieやDERA氏と知り合わなければやっていなかっただろう。
芝居も叔母がやっていたから。その叔母が急死して、入れ替わるように劇団に
入ってから、沢山の姉さんや若い子たちに囲まれ、自分の実力以上の役を、
みんなに見守られながらやらせて頂いて来た。
サッカーもそう。
今の会社の全盛期のメンバーに巡り会わなければ、多分続いていない。
いずれも「こんな人たちと出来るんだぁ」って、音楽も芝居も、サッカーも
そう思ってやってきた。
そんな自分の人生の始まりは、中学時代のコンプレックスから始まっていた。

ところが、同窓会に出てみるとそうでも無かったようだ。
そこそこの存在感があったらしく、同級生の美女(???)達や、阿呆な男友達から
思いがけず、声を沢山かけてもらって、何だか嬉しくなっちゃった。

メールアドレスを交換した同級生から
「一目見て自由人してるって思いました。人に恵まれて時を重ねられたのでしょう、いい顔をしてました」
なんて、メールを頂きました。
顔にそんなのが出るのかなぁ?なんて、トイレで鏡を見てしまったり、
相変わらず阿呆なオヤジなのでありますが、人に恵まれて・・・・と云うところは
素直に頷いてしまった。

そうなんだよね。少なくとも僕は、知り合った人たちを大切にしてきました。
時には、気付かない所で傷つけたり迷惑もかけてきたでしょう。
でも、逆の場合も凄く沢山有った。精神的にどうしようも無いくらいの時もね。
そんな時にいつも支えられたのも、やっぱり人なんですよ。

今度の同窓会は、自分の知らないところで、それなりに頑張っている自分を
観てくれていた友人が沢山居たって事に、凄く感激しました。
古い仲間が、これから先の新しい人生を作ってくれる気もしてきた。
古い友達と、新しい出会いをした・・・・・と云うほうが、正しいかな?
コメント
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